2007年8月21日 (火)

ショウジョウソウ

ここ4年ほど、毎年、こぼれ種で咲いてくれるのがショウジョウソウです。

漢字で書くと猩々草と書きます。ショウジョウバカマのショウジョウもこの漢字です。猩々とは古代中国の空想上の生き物で、能に猩々というのが出てくるのですが、赤い髪をしています。ショウジョウソウという名前はそんなところからつけられたようです。

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もともとは友人宅に生えていたのを、1株いただいたのが始まりです。特に種採取もしないですが、毎年、春になるとこぼれ種が生えてくるようで、気が付くとどこかで姿を見かけます。葉っぱが赤くなるのは7月末ぐらいからだったでしょうか。この暑い中も、元気で枝が分岐して成長旺盛です。赤い葉っぱはこの季節はちと暑苦しいですが、でも、とても綺麗ですよ。

トウダイグサ科で、ポインセチアの仲間と聞けば、なるほどとうなずかれる方も多いのではないでしょうか。

P1140474 花は丸っこいのが花のようです。山で見かけるナツトウダイなどと作りはよく似ていますね。原産は中央アメリカから南アメリカだそうで熱帯性の植物だそうで、道理でこの暑さにもびくともしないわけです。

そう言えば我が家の畑で夏になるとはびこるコニシキソウや河原でよく見かけるオオニシキソウなどもトウダイグサの仲間です。乾燥にも強いはずですね。

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