マルバアイ
普通のアイタデも二年程前までこぼれ種が出てきましたが、今年は見かけません。
しかし、このマルバアイのほうはずいぶん丈夫なのか、畑でも庭でも出てきます。
しかも群生します。元を正せばタデの仲間ですから、繁殖力には定評があるのでしょう。3,4年前に大阪の花友さんから苗でいただいたものの子孫です。
マクロで撮影してみると、綺麗に花が開いたのはどれだけもないです。たいていは閉じたような花なかりですね。白花桜タデや桜タデが綺麗なのは花が大きくて開いているからなんですね。
色が華やかなので、開いてなくともそれなりに艶やかではあります。
真夏は咲く花が少ないので、そんな中ではどんな花も咲いてくれるとあり難いです。
葉っぱは普通のアイタデより丸みを帯びているので、そんなところからマルバアイの名がついたと思われます。
検索では普通のアイタデと同じく、葉っぱで藍染めができるとか・・。ただ、アイタデより草丈も小さめで葉も小さいので、量が必要でしょうね。
07年9月7日追記ローランさんからマルバアイについてのコメントがありましたので、参考までにアイタデのほうの画像を貼ってみます。葉っぱが細いのと、花穂が細くて花つきがまばらということ、マルバアイよりも多少草丈が高くなるように思いますが、他にはそれほど違いがなさそうです。4年程前に育てていたものです。
こんばんわ
うちにもアイがあるんですが藍染につかうアイだと思っていましたらどうも違うようなんです。http://photos.yahoo.co.jp/ph/hanadayori2000/vwp?.dir=/7b5f&.src=ph&.dnm=b26a.jpg&.view=t&.done=http%3a//photos.yahoo.co.jp/ph/hanadayori2000/lst%3f%26.dir=/7b5f%26.src=ph%26.view=t
これうちの庭の通路にあるんですが普通に作ると50cmくらいになります。一昨年娘が醗酵させてピンポン玉とテニスボールの中間くらいの藍玉を作っていました。
毎年こぼれ種で生えるんですがもしかしてkeiさんの言うマルバアイ??
ま・さ・か・・・・
投稿: ローラン | 2007年9月 6日 (木) 22:25
ローランさん、こんにちは。
ローランさんちも、実にさまざまな植物があるんですね。マルバアイまでお持ちでしたか。
うちのは3年程前にsuguriさんにいただいたものです。検索しましたが、普通のアイタデとの違いはよくわかりません。変種でしょうかね。
勿論、藍染めにも使えるそうですよ。
私が以前育てたアイタデはサカタかどこかから、種が出ていたものです。たまたま、種苗屋さんで種を見つけました。
徳島は昔から藍の本場で、脇町というところに昔の藍問屋の建物を公開してあるんですが、そこの庭にも藍が植わっていました。
葉っぱがマルバアイより細くて柳の葉みたいな格好です。
ローランさんちのはマルバアイみたいですね。
私が育てた限りではアイタデはマルバアイほど繁殖力が強くなくて、こぼれ種から育つのは少なかったようです。一方、マルバアイはこぼれ種でずいぶん増えますよね。
投稿: keitann | 2007年9月 7日 (金) 12:00
ありがとうございます。やっと名前がわかった。
これは20年位前に園芸雑誌関係の人から貰いました。
あと焼あゆを食べるときに葉の細い蓼が添えてあるでしょ、あれを挿し木して暫く作ってたんですが雑草の蓼と一緒になって分からなくなりました。
しかしうちには山野草は本当に少ないんですよ。こんなに一致するなんてびっくりしました。
これも何かの縁なんでしょうね(^o^)
投稿: ローラン | 2007年9月 7日 (金) 16:39
マルバアイを20年も前から育ててらしたんですね。
20年前といえば、私は普通の園芸種と野菜しか育ててなかったような?ま、子供達も小さくて、時間が取れなかったこともありますが。
タデ酢にするタデはヤナギタデ、別名ホンタデとかマタデと呼ばれるものらしいです。よく似たものにポントクタデというのがあって、私達、野草を見て歩くものは、齧ってみて、辛味があるのがヤナギタデと見分けます。
大学卒業後、少しの間、大阪の叔母宅に居候したのですが、この叔母が食道楽で、季節には琵琶湖に鮎を食べに行ったものです。田舎物だった私は、そのときまでタデ酢なんて知りませんでしたけどね。
タデ科も同定が難しい植物ですよね。
投稿: keitann | 2007年9月 8日 (土) 12:13