キイジョウロウホトトギス
早春に大阪の花友さんから荷物が届きました。
共通の花友さんのお宅でキイジョウロウホトトギス、キレンゲショウマ、シマツルボの芽がたくさん出ているのでと送られてきたそうで、わたしのところにもおすそ分けに数芽ずつが届いたのでした。シマツルボはいただいて直ぐに綺麗に咲きましたが、キレンゲショウマは無残にも地上部がなくなり、根っこだけが生きている有様です。
そしてキイジョウロウホトトギスですが、紆余曲折いろいろありましたが、ようやく咲きあがりました。
芽は最初は四芽ほどあったのが、葉が焼けてしまい、なんとか葉っぱが残ったのは2芽のみでした。5月末までは日に当てて、陽射しが強くなってきた頃には全日陰に取り込みました。
おかげでその後の葉焼けはなんとか防げたようです。
しかし、早々と9月末や10月初めには咲き始めたという声があちこちで聞かれるのに、我が家のホトトギスの芽は葉芽なのか花芽なのかすらわからず・・・。
ようやく花芽と確認できたのは10月上旬のことでした。
その後は花芽の膨らむのを毎日待って、ようやく10月末に開花しました。
こっくりとした黄色の厚手の花筒は、ほかのホトトギスとは全然違う姿です。
葉焼けにさえ気をつければ、自生地も高温多湿の地ですから、暑さや水の遣り過ぎに神経質になることもなくて、暖地の我が家ではむしろ育てやすい花と言えるかも知れません。
来年もぜひ、花を咲かせたいものです。
そして、来年はなんとかトサジョウロウホトトギスの自生の姿を見てみたいものです。
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