寒アヤメ、咲く
年末からバタバタしてしまい、年が明けてからも出かけることが多かったので、今日はようやく、ゆっくりと庭仕事をする時間が取れました。
先ずは気にかかっていた球根類の植え込みですが、その前に庭と畑をゆっくり回って、観察です。年末から感じてはいましたが、今年は春に咲く花たちの動きがことのほか早くて、驚くことばかりでした。
畑の寒アヤメの株を覗きこんでみたら、なんとすでに花が咲いていました。
我が家の寒アヤメの株は、もともとは畑のお隣さんにいただいた株で、植えてから10年は経つと言う株で、ものすごく大きくなってしまいました。株の直径は70センチほどもあって、株分け仕様と思っても、なかなかのことではありません。義妹や実家の母にも分けて欲しいと頼まれているのですが、今年の花後に穴掘り用のショベルででも株分けするとしましょうか。
良く見ると、直ぐ横にもすでに咲いた後の花がありました。もしかすると年末にすでに一番花が咲いていたのかも知れません。
古いブログ記事を検索したら、2005年の1月14日に寒アヤメの一番花が咲いたと記録してありました。
しかし、今年はそれよりもまだ半月も早かったわけで、記録的な暖冬です。
私の考えですが、気温だけでなく、今年は12月にも雨がかなり降った事が影響しているのではないかと思っています。
気温が高く、雨も良く降ると、植物は春が来たと勘違いするのでしょうね。
良いことなのか悪いことなのかよく分かりませんが、まあ、花を長く育てていると、そういう年もあるということでしょう。
こんにちわ(^-^)o。 「寒あやめ」、初めて聞きました。 あやめというと、五月のお節句の頃、と思っていました。 こんな寒い時期に、咲くあやめもあるのですね。花の少ない時期、爽やかなブルーで、素敵ですね。 私の住む関東では、年末からずーっと雨が降らず、特に鉢ものがカラカラで、水やりが大変でした。 原種のチューリップや、水仙が芽を出して来ました。球根は水やりを忘れてしまうので、よく、上にビオラやパンジーを植えると良い、と聞きますが、私は、なんにもない土から、赤ちゃんの乳歯のような芽が出るのを見るのが好きなので、何も植えずに、待っています。土から出て来た元気な芽は、生命力にあふれていて、嬉しくなります。 これから、寒さも本番ですね。きのう、朝見たら、鉢ものの土がカチカチに凍っていました。植物も耐えているのですね~(*^_^*)。
投稿: なずな | 2009年1月13日 (火) 10:27
なずなさん、こんにちは。
連休の3日間はほんとに寒かったですね~。今日は風がいくぶんましで、陽射しも結構あるのでほっとしています。
寒アヤメは、いかにも日本の花らしい名前はついていますが、地中海沿岸原産の花だそうです。
ただ、うちの辺りでは昔から良く庭植えされているみたいで、あちこちのお庭で咲いてますよ。
寒アヤメという名は、寒中に咲くところからきているみたいですが、寒さに強いわけではなく、北のほうなどでは
越冬できないと聞いています。
普通のアヤメと同じように地下茎でよく増えますよ。
四国では珍しく冬だというのに雨が良く降る年になっていますので、今年は水遣りが楽で助かります。
春先になるとまたしっかり降りますから、それが芽出しの雨にもなるのでしょうね。
原種チューリップ、一週間ほど前に植えましたが、もうネットの中で芽を出し始めているのもありました(^_^;
寒くとも、植物は元気なものが多いですよね。
投稿: keitann | 2009年1月13日 (火) 14:02