ラークスパー・アールグレイ
ラークスパーというとちょっと気取った花のように感じますが,昔なら千鳥と呼んでいた花です。千鳥草は私にとっては小学6年生で初めて種まきして育てた花で,私の園芸歴の原点とも言うべき花です。
しかし、近年、ラークスパーも海外から導入された品種が多いようで、種苗会社のカタログなど見ると実にさまざまな品種があります。
そんな中で3年ほど前から育てているアールグレイという品種は,私の一番のお気に入りです。
大好きな花なので,今年もすでに一度ぐらい取り上げているかも知れません。
花の色はグレーがかったムラサキとでも言いましょうか,実にシックな色です。赤や黄色といったぱっと目につく花が好きな人にはあまり気に入ってもらえないかも知れませんが、ほかの花とのコンビネーションも抜群です。
↑の画像は5月初めに撮影したもので、今ではほかの株が花盛りになっています。畑に10本ほど,あちこちに植えてありますから、花の時期が少しずつずれて咲くので、長く楽しめますね。
こちらは昨日の夕方撮影したばかりの画像です。こんなシックな花色は一部のバラで見るぐらいで,ほかにはあまり見かけません。
アールグレイというのは紅茶のアールグレイに由来していると思われますが、特に紅茶の色に似た花色だとは思えないのですが・・。むしろ紅茶のアールグレイは独特の香りで個性が強いので、この個性的な花色からアールグレイと名付けたのかな?というのが私だけのひそかな解釈です。
種は3年ほど前に通販で取り寄せましたが,それ以後は自家採取しています。T&M社の種か
らです。
大人びた色合いの花がお好きな人なら、絶対、お勧めの花ですね。
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