アナガリスとルリハコベ
アナガリスは5年以上前から、毎年のように種を播いて育てている花です。青花好きのネットの園芸仲間が何人かいて、もう7年程前にアナガリスのことを教えてもらいました。
一方、ルリハコベと言う名前も前々から野草の名前で知っていました。ルリハコベは暖地の海岸近くに自生する野草らしいですが、私は自生している姿はまだ見たことがありません。そしてルリハコベは去年、ある方から初めて、咲いている花を鉢のままいただきました。
この前ふと見てみると、ルリハコベに蕾がついていたのです。それもかなり膨らんでいました。今年は寒かったので、まだまだ先の開花と思っていたので、意外でした。
そして、雨にも関わらず、今日、花が咲きました。花は花径1センチもない小ささですが、美しいブルーです。花の芯が赤くなっていて、蘂の黄色とともに花弁のブルーを引き立てます。去年、咲いた花から種がこぼれてたくさんの小さい苗が鉢に育ちました。ハコベとついていますが、実際はサクラソウ科の花です。
こちらは畑で、これも意外に早く咲いたアナガリスの花です。例年だと4月の開花のように思います。
10日ほど前の隣家のブロック塀工事の煽りをくって、植え替えを余儀なくされました。しかし、植え替えた翌日に咲いていたという、なかなかの根性を持っています。種が熟するのに二ヶ月ほどかかるので採取がちょっと難しいですが、最近はコツがわかったので、ここ数年は自家採取の種から毎年育てています。今年は苗が30株ほども出来ました。が、小さな株が多く、花もそのためか今のところはルリハコベとあまり変わらない大きさです。もっと暖かくなって、株が大きくなれば花もルリハコベの倍ほどの大きさになることでしょう。地中海沿岸に自生しているそうで、これも地球規模では野草の一つでしょうね。
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