秋の初めになると、鉢を眺めてはだめになったもの、無事に夏越しできたものを確かめます。
今年の夏もずいぶんたくさんの花がだめになりました。10年ぐらい前には夏越しできていたようなものでも、今はだめになることがありますね。
そんな中、一見、枯れたように見える冬咲きクレマチス・シルホサにぽっちりと緑の芽が見えてきました。
でも、もう1鉢のシルホサには緑のぽっちりが見えませんね。
もしかしたら、2株のうち夏越しできたのは1株だけかも・・・。
クリスマスローズの株にも、新しい葉が出てきたのがあります。春ほどではありませんが、秋も、花を育てているものにとっては悲喜こもごもの季節ですね。
おひさしぶりです。
うちでもキルローサの芽や蕾を見ています。
クレマチスもカザグルマ系、ウィチケラの品種群のあるものは、私が手がけた頃に比べると比較にならぬほど栽培が難しくなっています。今当時の東京での栽培条件が当てはまるとすれば、東北、北海道あたりでしょうか。
私が思う理由は、暑さが来るのが早くなって、クレマチスの夏の休眠期の到来が早くなり、同時に夏の高温が昔より高くなり持続するようになったからかな、なんて思います。キンポウゲ科は夏に休眠するものが多いですが、この無防備な季節に人知れずひっそりとお亡くなりになるのかと思います。
クレマチスも屋外栽培では山草並みの軽石系が主流になる時代が到来しているのかも知れません。
投稿: ローラン | 2011年9月11日 (日) 04:26
ローランさん、こんにちは。
そちらでも、シルホサの芽が復活したんですね。
これ、年によっては葉を残すときもあって、そういうときは心配しませんが。
葉を全部落とすと、さすがに枯れてしまったかと心配です。
今も茎だけになっているクレマが多く、このうち復活してくれるのがどれだけ
あるやら??
とにかく、私の子供時代に比べると格段に暑いですし、ここ10年でも暑さが
相当ひどくなってきました。
夕べもたまたま仙台の親友と電話で話したんですが、仙台も去年ぐらいから
今までにない暑さで、昨日も32℃もあったそうです。
東北ですら、この有様ですから、山野草を育てる者にとっては、相当厳しい
時代になりましたね。
投稿: keitann | 2011年9月11日 (日) 11:16