チリアヤメ
チリアヤメはもう4~5年前に広島の花友さんから送っていただいた花です。
いただいたときは「チャボアヤメ」という名前でいただいたので、いったいどんな花が咲くの?と興味津々でした。まだまだ山野草のことはあまり詳しくないときだったので、知識はまったくありませんでした。
ところが、いただいた年にはまったく花が咲かず、期待が膨らんだ翌年にも咲きませんでした。結局2年前にようやく開花したのですが、咲いたのは↑画像の花でした。(2年前の画像はパソのリカバリーのおかげでパソのファイルは消えたのですが、フォトアルバムにアップしていたおかげで、すぐに探すことが出来ました。)
アヤメ科の花を何度も検索して調べまわって、ようやくチリアヤメという花であることがわかりました。
学名はHerbertia amoenaといって南アメリカ原産の球根植物のようです。
それほど開花まで時間がかかったわりには、花は一日花で、翌日にはあっという間に散ってしまいました。種はすぐに採取できたので、種を播いてまた育て始めました。
それがたぶん一昨年のことだと思います。
去年、つんつんとした芽が出てきて、今年はかなり大きくなりましたので、開花するかな?と、またまた期待が膨らみました。
ところが、5月15日、山に行こうとしてばたばたと洗濯物など干しているとこのチリアヤメが開花しているではありませんか。しかし急いでいたので、撮影は帰宅してからと思っていたら、帰宅すると、なんともうすでに萎れていました。
今年のチリアヤメはとうとう撮影できないかと諦めていたら、23日にもう1株のほうの花と、15日に咲いた株がまた一輪開花しました。
この時点ですでに15日に咲いた花のほうは種になりかけています。
それにしても種まきから開花まで2年、それも一日花とあっては、まるで七夕よりも割の悪い話ですね。
しかし、この可愛い花は、それだけになぜかいとおしく思えるのも不思議なものです。さて、今年も種が出来たら、2年後の花を目指して種まきするとしましょう。
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