古株のクリスマスローズ
結婚して子供が生まれて間もなく義母が亡くなり、主人の祖母と義父の世話、それに自分の子供の世話、加えて仕事など、ほんとに目の回るような忙しい日々が過ぎていきました。今では嘘のように丈夫ですが、その頃はよく寝込んだりするほど、精神的にも肉体的にもぎりぎりの日々でした。クリスマスローズを植えたのは、祖母も亡くなり義父も亡くなって、ようやく子育てだけになって、少し自分の時間が持てるようになった頃でした。
今までブログにも何度も書いているので、詳しくは書きませんが、新聞か何かでクリスマスローズという花があるということを知って、心の片隅にその花の名前が残っていました。
その後しばらくして、隣町のHCでクリスマスローズの株をたった1株だけ見つけたのでした。すぐさま買って帰り、当時は鉢植えなどあまりしたことがなくて、落葉樹の株元が植え場所には最適と書いてあったので、中庭の渋柿の近くに植えました。
植えてから3年程でかなり大きな株になりました。一時は花茎が50本も立って見事でしたが最近は株が少し弱ったか、今年は30本くらいでしょうか。
クリスマスローズは、今ではヘレボラスという呼び方が主流ですが、当時は園芸雑誌にもたいていクリスマスローズと書かれていて、何より、その名前に心惹かれて買い求めたわけですから、私にとってはいまだにクリスマスローズと呼ぶほうがしっくりきます。
今ではダブル咲き、ピコティ咲き、原種、色も様々なものが改良されていて、当時はこれほど種類が多くなるとは想像もつきませんでした。しかし、15年ほど前の園芸雑誌を読んでも、「クリスマスローズは人気が出るだろう」と書かれていますね。
花の少ない早春にこれだけ魅力的に咲いてくれる花ですから無理からぬ話です。
しかし、私にとってはこの平凡なオリエンタリスが、私のクリスマスローズの原点であることには変わりません。いつまでもこの地で咲いて欲しいものです。
こんなに大株で見事なクリスマスローズは初めて見ました。すごい立派ですねぇ。たくさん咲くんですね。我が家は地植え1年目ですが将来が楽しみになりました。しかし、こんなに大株になるのなら、ちょっと植え位置が近づけすぎましたね。って、枯れない前提ですが。
投稿: yumeki | 2008年3月 4日 (火) 07:49
クリスマスローズは地植えにすると、大株になりやすいようです。
この株も何度か株分けして、花好きの方に分けて差し上げています。また時々株分けするほうが株にとってもリフレッシュになっていいようです。
特に何かしているというわけではないので、この場所が合っているのでしょう。
渋柿の木の株元ですから、秋には柿の葉がいっぱい落ちてきて腐葉土のようになります。ですから栄養的にも良いのでしょうね。
yumekiさん宅の地植えのクリスマスローズも見せていただきましたが、周囲に腐葉土を埋め込んでやると良いかもしれませんね。
投稿: keitann | 2008年3月 4日 (火) 17:39