バイカオウレン満開
このJAは一昨年ぐらいからたまに行くのですが、何より切花がお安いのと、山野草が出品されていて、どれもとても上手に育てられているので、たまに買い求めます。
バイカオウレンはこの鉢植えの株を買い求めた時点では、まだ自生の花を見たことがなかったので、一輪だけ咲いていたのを見て「随分可愛い花だな~」と思って、持ち帰ったのでした。
かって帰って間もない1月18日撮影の画像です。この後で、自生地に群生を見に行き、思っていたよりも丈夫で強い花だと感じました。何より地下茎で増えるのが強みです。自生地は高知の標高百mもない場所ですから、耐暑性もあるはずです。
最近になって、四国に自生しているバイカオウレンはシコクバイカオウレンという変種であると分類されたようです。
私が育てている株も花弁の弦部がコップ状で花柱が湾曲しているようなので、シコクバイカオウレンと考えて良さそうですが、それほど大きな違いとは思えません。
それより何より、花茎もぐっと伸びてきて、伸びやかに咲いている、真っ白な花を見ていると、そんな小さな違いは堂でも良いような気持ちになってきます。
受粉してタネをつけても、花弁(がく片)は真っ白なままで愛らしく、牧野博士が愛した花ということが頷けます。
バイカオウレン探していますが近所では見かけませんねぇ。たくさん咲きましたねぇ。5つの黄色がチャームポイントですね。
投稿: yumeki | 2008年3月 4日 (火) 07:57
バイカオウレンは私も園芸店などでは見かけないですね。
案外、暖かいところでは育てやすいように思うのですが・・。
黄色いのは実は花弁なんですよ。
増えたら、株分けして送りましょうか?
投稿: keitann | 2008年3月 4日 (火) 17:41
この前、JAセンターで売られているのを見かけましたが、「シコクバイカオウレン」となっていましたよ。ふつうのとどこが違うんだろうって、しばらく見つめていましたが。
こんなに咲いたらうれしいですね。売られていたのはたった一輪のみでしたが一鉢が498円でした。
山のバイカオウレン、今月末には見られそうです。
投稿: noi | 2008年3月 4日 (火) 21:23
noiさん、こんばんは。
最近、JAの産直市などで、山野草が売られているのを見かけますよね。
JAの会員の方は花を育てるのはお手の物でしょうから、山野草なども上手に育てる方がいらしても不思議ではないです。
シコクバイカオウレンというのはまだ新しく発表されたばかりで、まだ馴染みがないかも知れません。牧野植物園でもラベルには「バイカオウレン」としか書いていませんでした。
どこが違うかというと花弁の部分、つまり黄色いところです、これのくぼみが浅いのが皿状でバイカオウレン、くぼみが深くてコップ状のがシコクバイカオウレンらしいです。
でも、私は四国以外では見たことがないので、ネットの画像で見せてもらうぐらいです。
園芸店などで売っているのも案外、シコクバイカオウレンかも知れないし、それほど厳密に区別する必要はないように思うのですが・・。
四国でも剣山に咲くものは5月末に咲きあがるとか・・・。自生地によってずいぶん違うものです。
投稿: keitann | 2008年3月 4日 (火) 23:57