種からの花二種
去年の秋に種を播いた花たち、それも野草っぽい小さな花たちが咲き始めた。
10日前に咲き始めたイトシャジンを皮切りに、4,5日前にはワーレンベルギア・メルトンバードが咲き始めたよ。
種はインターネットなどで気が向いたときに発注することも多いけど、このワーレンベルギアは去年初秋にサカタに注文したもの。去年の新種だったので、種袋には画像は入っていなかった。
今の時期、道路の中央分離帯や芝生の植え込みの中などで、よく見かけるヒナギキョウの園芸種だという。
花は花径が1センチほどの小さい花だけど、細い茎が微妙にカーブしてうなだれたうなじのような茎の先にキキョウに良く似た形の淡い紫の花をつける。
釣鐘にんじんやソバナが好きな私としては、かなり好みの花だね。
こちらも青い花、デルフィニューム・シネンシス。デルフィニュームは去年、primroseさんからも種をいただいたデルフィニューム・グランrヒフローラムというのを種まきしている。発芽もしていた。それが秋にも自分で購入したデルフィニューム・シネンシスの種を播いたのがあって、ラベル落ちしてしまい、どちらが咲いているのかはっきりしない。
しかし、種袋の画像をよく見ると、シネンシスのほうかなぁ。
どうも種まき後の管理が杜撰になってしまって、こういうときは困る。
どちらにせよ、デルフィニュームを種から開花までこぎつけたのは初めてなので、とても嬉しい。どうもデルフィニュームとは相性が悪いのか、発芽させられなかったり、発芽しても開花までいたらないことばかりだったから。
画像では濃いブルーがうまく出てないけど、ほんとに目の醒めるような鮮やかなブルーで、花びらの先端のほうに赤い斑点があるのがアクセントになっていて可愛い。
ついでなので、苗を購入して植えておいたデルフィニュームも貼ってみた。
デルフィニュームは種がたくさん採れるのか、園芸店などでは100円前後の求めやすい値段で出回っている。
こんな綺麗な見ごたえのある花をつけるんだから、この値段はほんとにお値打ちだね。
だけど、種から育てた花とは愛着と言うか可愛さがまるで違うのは仕方がないかなぁ。
来年こそはこのタイプのデルフィニュームを種から開花させたいもの。
こちらはおまけ画像で、10日前から開花しているイトシャジンその後続けて2株が開花したが、一株は友人にあげた。
細長い茎を四方八方に伸ばしてあちらこちらで花を咲かせているが、これも色といい形と言い、端正な花だね。
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