6月中旬の野草散策で、スズサイコ、テイカカズラ トンボなど
6月第二週の週末はお天気がどうもはっきりしません。
山仲間と相談して野草散策をすることに。これから時間もかからないし、雨が降ってもすぐに下りられます。
まずは朝早くでないと咲いてないスズサイコを見に行きます。
スズサイコは夕方に開花しますが、近場の山でないと夕方に見に行くのはちょっと無理なので、雨が降った翌日の朝などに見に行くとまだ咲いてます。
6月第二週の週末はお天気がどうもはっきりしません。
山仲間と相談して野草散策をすることに。これから時間もかからないし、雨が降ってもすぐに下りられます。
まずは朝早くでないと咲いてないスズサイコを見に行きます。
スズサイコは夕方に開花しますが、近場の山でないと夕方に見に行くのはちょっと無理なので、雨が降った翌日の朝などに見に行くとまだ咲いてます。
コーヒーを飲んで落ち着いたところで、いよいよ下山にかかります。
樹走路ではギフチョウに会わなかったので、なにとぞギフチョウに会えますように・・・・Aさんはギフチョウをそれまで未見だったそうなので、なおさらです。
すると、うまい具合に下山し始めた途端にギフチョウに会えました。
観音堂の近くではヤマガラ君が飛び回っていました。
地面にヒマワリの種などが落ちているので、どうやら餌付けされているようですね。
香川の里山でも山頂付近にヤマガラが餌付けされている山が良くあるのですが、高知でも同じような山があるようです。
山頂に着いてしばらくしたら、薄曇りになってきて、午前中の強い日差しはなくなってしまいました。
でも、花の撮影にはあまり強い光線はギラギラした画像になってしまうので、薄曇りのほうがちょうどよいかも・・・
12時46分、下山を始めます。
この日もピストンではなく、山田側に下山するので周回になります。
五合目の少し上に展望の良い岩場があるので、そこで最初の休憩を取りました。
10分ほど休憩した後、今から急坂が始まるのですが、その前に、こんなものが目に留まりました。
山頂には嫌なアブもブンブン飛んで鬱陶しかったですが、なんとクワガタまでいました。
メスのクワガタだったのですが、まさに山頂標識のところにいて、撮影しようと思ったら、叢の中に逃げ込まれました。そして、食べたもののごみを入れていたレジ袋に手を入れたPさんが、レジ袋の中にいたアブにかまれてしまったのです。Pさんはブヨにも好かれる質で、いつも蚊取り線香の強力なのを持参しているのに、この日に限って持参してなかったのでした。それにごみを入れていたレジ袋の中にアブがいるなんて思いもしませんよね。持っていた薬をすぐにつけていましたが、かなり痛かったようです。今年はアブが異様に多いということを県境に花散策に行ったときに地元の方に聞いていましたし、そのときもアブが飛んでいたのですが、こんなに付きまとわれたのは初めてです。
幸い、薬が効いたのかその後はPさんの痛みは治まったようで、ほんとに良かったです。
大江高山の稜線歩きの楽しみは何といってもイズモコバイモの花とギフチョウ、それにミスミソウです。
私たちのように飯谷側から登る人は少ないようで、向こう側から歩いてくる人何人かとすれ違いました。
イズモコバイモ咲いてましたか?と尋ねると、見事に固まって咲いてましたよという返事が返ってきました。そして、ギフチョウについては午前中は休まずに飛び続けるけど、午後1時を回ると休憩をし始めるので、撮影しやすいとのことです。道理で飛び回っていて撮影できなかったはずです。良いことをお聞きしました。
目の前に白いノギクが現れました。
そうそう、すっかり忘れてたけど、天狗の森にはオオバヨメナも咲くのでした。
今年はちょうど咲き始めたばかりの初々しい時期に会えました。
展望台には行けなかったので、そろそろ雲辺寺に向かおうと、もと来た車道を引き返していたら、シロヨメナにアサギマダラがとまっているのが見えました。
丁度この前日、10月10日に、たまたま我が家の庭のフジバカマにアサギマダラがやってきていたので、二日続きでアサギマダラを見られたことになります。
ほぼ海抜0mに近い我が家と、標高900mの雲辺寺山の上、同じ時期に結構標高の違う場所にいるものなんですね。
最後に、やはりこの時期の歩きでしか見られない、綺麗なものを見られるのを期待していたのですが、どういうわけか行き道では見つけることができませんでした。
だのに、帰り道に持参のコーヒーを飲んでいて、何気なく見上げたら探していた緑の宝石が見えました。
四国のアサギマダラは真夏には石鎚山系や剣山系の標高1900mほどの高みで良く見かけます。
中学1年のとき、笹ヶ峰で見かけたアサギマダラは、その後夢にまで出てきたりしました。小6の頃から、ほんの少し蝶の採集をしたりしていたので、図鑑でしか見たことのなかったアサギマダラを高い山で見て興奮したのです。
今では四季を通じて里山から高山まで歩くようになって、アサギマダラは私にとっても比較的身近な存在になりました。何しろ去年は私が花を育てている、我が家の畑にも飛んできたのですから・・・。
目的だったエイザンスミレの花も見られたので、そこからは引き返し、次は高知へと向かうのですが、その前に往路で見かけたヤマブキとミツバツツジの競演している素晴らしい色合いを見ていたので、それだけは撮影しておこうということになりました。しかもその近くにはコンロンソウまで咲いていたのです。
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