2005年、野山の花ベスト1007月②
この見事なバイカウツギの花、これもほとんど人にみてもらうことなく咲き終わるのだろう。
一台も車の通らないような未舗装の山道のわきで咲いていた。まさに満開状態で、こんなに見事に咲いているのは四国でも見たことがない。香川の山でもたまに見かけるが、心無い人がたいていは枝を切っているからだ。ここは車が入る道だが、どの花も折り取られたり、切り取られたりしているのなどは見なかった。幸せな花たちだが、本来はそうあるべきなんだよね。
前にも一度アップしたショウマ。これもこんな綺麗な状態は見たことがないというぐらい。
同じく道端で咲いているクガイソウ。四国で咲くのはナンゴククガイソウだが、どこかが違うはずだが、まだ勉強不足でわからない。
香川で見かける外来種のクサフジではなく自生種と思われるクサフジ。これは国道に出てから撮影したもの。
最後に、せっかく見てきた青ケシも一枚だけアップしてみよう。ヒマラヤで咲いているという幻の花だが、今ではうちの近くのHCでもポット苗を売ってはいる。しかしこのブルーは寒冷地でないと出ないのだろうね。
keitann様 野草のほうにコメントさせて頂きますね。
バイカウツギは随分株数がありましたね。
ショウマとしたものはチダケサシの可能性もありそうですね、ヤマブキショウマ、トリアシショウマ、チダケサシは判別が難しいですね。
ブルーポピーは以前NHKのなにかの番組で見た時のものとは胸に迫る何かが全然違うような気がします。
あちらでは海抜5000mくらいのところではなかったでしょうか。
投稿: ぶちょうほう | 2005-12-23 14:50
このバイカウツギは確か1株だったと思います。たったひとつの株がこのようにたくさんの花をつけていたのでした。ほんとに見事でしたよ。
花は誰一人見るものがいなくても、季節がくるとこうして山奥で咲くのですね。見返りを期待することの多い人間とはなんという違いでしょう。
チダケサシ、ご指摘の通りかも知れません。ショウマの仲間も同定が難しく、私の苦手とするところです(はっきりわかるのはサラシナショウマぐらい?)ヤマブキショウマは葉が山吹に似ているのでしたね。
青ケシはそれはもうヒマラヤで咲くものに比べたら、月とすっぽんでしょうね。
なんでもないハクサンイチゲでも山頂付近の岩場で咲くものは、花から受けるイメージが下のものとは全然違いますもの。
投稿: keitann | 2005-12-23 18:14