2006年、私の庭の花ベスト100,5月③
小さな鉢植えの株を地植えにしてから20年近くが経ちます。寒さが厳しい年は葉を落として冬越しする年もありますが最近では暖冬が多いせいか、はたまた、木が大きくなって強くなったのか、冬も葉をつけたままの事が多いです。
この季節に初めて私の畑に来る人は、たいていこのニオイバンマツリにビックリされるようです。白い花と紫の花が一緒に咲いているからでしょうね。この花はまず紫色で咲き、時間が経つと白く変わるのです。夕方にはとてもよい香りを漂わせます。
秋に種まきしたあと、冬の間は頼りなかったアナガリスの株も暖かくなると急に大きくなり始めます。やはり暖かいのが好きな花のようです。なんともいえない濃いブルーの花を咲かせます。野草のルリハコベの園芸種だろうと思いますが、種は英国の種からです。今年は種をたくさん採取できたので、その種からの花が来春も咲くことでしょう。
後方の赤いのはポピー・ピエロ。黄色はオオキンケイソウです。
花友さんから苗をいただいたカンパニュラ・コルヘンシスが咲きました。草姿に似合わず大きな花で、よく見ると本利赤みを帯びています。
これは花後も植え替えたところ、何とか株の維持が出来ています。
立性のクレマチス、デュランディが今年も咲いてくれました。見ていると吸い込まれそうな深い紫色はとても素敵です。しかし、肥料を怠ったせいか、今年の花数は去年よりかなり少なかったです。
背の高い花の代表みたいなジギタリスもこの頃には咲きあがってきます。
アプリコット色のは2年前に種を取り寄せて、その後は自家採取です。ジギタリスは呆れるほどたくさんの種が採取できます。条件がよければ宿根しますが、私のところは暑いので、宿根するのは日陰の涼しい場所に植えた株だけです。奥の方に見えるのはツリガネソウ、サラストロ、ゲラニウムなど。ここは木の陰になる場所なので、暑さを嫌うものにはちょうど良いようです。
紫色のは株分けで維持している桃葉キキョウ。白いのはアグロステンマの白花のオーシャンパールといいます。
球根からのアリウムシクラムが初めて咲きました。ちょっとあこがれていた花だったのですが、なるほどとても素敵な花でした。
今年は残念ながら球根の手配を忘れてしまいました。来年も見たい花のですが・・。
数年前に種から育てたシャスタデージーは年々増えているようです。真っ白な花は好感が持てますが、これ以上植えるスペースがないのです。といいながらこの冬も株分けしました。
西洋バイカウツギのベルエトワールです。意外と丈夫で、初夏によい香りの花を咲かせます。今のところ鉢植えにしていますが、そのうち地におろした方が良さそうですね。
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