早春の高知ドライブ、その2
レストランに置いてあった地元の紹介パンフレットを見ると、付近には工石山、白髪山、佐々連尾山など、四国百山と言われる山々も近そうです。
しばらく考えて、白髪山方面に行ってみることに決めました。登山口は二つありますが、奥白髪温泉という温泉の方から入る登山口を見に行く事にします一人ドライブはこういうとき、自分の気の向くままに走れるので良いですね。
大豊からは吉野川の右岸を走りましたが、今度は左岸を走ってみます。左岸は細い道で、走っている車もほとんど見かけません。途中、行き過ぎたかなと思い、作業をされていた方に奥白髪温泉への道を訊いたら、「このまままっすぐ走って、集落のはずれにあるガソリンスタンドを越したところで左折するといいですよ」とのこと。
なるほど鄙びた家々のはずれにガソリンスタンドがあって、左に曲がると山の方に向かって道が伸びています。
上画像はその奥白髪温泉に向かう道沿いで見かけたフキノトウです。
食べるには少しとうが立ちすぎているほうですが、今年になって見かけたフキノトウらしいフキノトウですね。先週見かけたものは、まだほんの芽でしたから。
ここでもまた日の丸を掲げた家を見かけました。この辺りの山里の人は律儀なんでしょうか。
このお宅の軒下に干されていた大根です。
今年は大根は豊作ですから、こうして保存食にしているようです。
樹高5mほどの柑橘類の木が生えているのはユズのようです。以前、南大王でもユズの木を見て、その大きさにびっくりしたものです。
香川ではユズはあまり見かけませんがさすがに高地ではユズをよく見ます。
高知は伊野など和紙の製造が盛んなところで、そのせいかあちこちでミツマタを見かけます。
我が家の園芸種と思われるミツマタはすでに咲き始めていますが、こちらはまだまだ蕾ですね。
しばらく車で北に走ると、やがて集落は見えなくなり、道も細くなり西には沢がそして東側は道路法面となっています。そして、その法面にはとても綺麗に青々とした苔が生えていて、苔の間からショウジョウバカマがあちこちに顔を覗かせています。香川や愛媛で見るショウジョウバカマよりも葉が薄いように思うのですが、もしかしたらツクシショウジョウバカマでしょうか。もしソウなら、花が白いのですが、花の時期に来て確かめて見たいものですね。
その法面の上には勿論、手入れの行き届いた杉林が広がっています。時折、そんな杉林の手入れをされているのか、軽トラックが林道わきにとめられています。
奥白髪温泉駐車場と書かれた場所を過ぎると、すぐに温泉の建物らしきものが見えてきました。
しかし、敷地と道路の境に何やらテープが張られています。どうしたことでしょうか?
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