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2008-02-22

高知小旅行、その3、久礼(くれ)の町

朝食を食べた後、もう一度温泉に浸かってから、お世話になった宿を発ちます。

私としてはこの日は折角ここまで来たのだからと、足摺岬のヤブ椿の群生を見たかったのですが、主人が遠くに行くのは大儀だというので、それではと近場を見ることにしました。

車で10分足らずの距離に、コミック「土佐の一本釣り」で有名になった久礼の町があります。12月に来たときにも久礼の大正市場という市場を見て回ったのでした。地元の漁師さんが捕ってきた魚をおかみさんたちが売り始めたのが始まりとか・・・。

P1200429_2

海岸沿いに防波堤があって、防波堤の際に広い無料駐車場がありますので、そこに車をとめます。

北に向かって歩き始めると直ぐに目に付くのがく久礼八幡宮です。そして八幡宮の手前に低い防波堤があって、その上に見事にウルメイワシが串刺しになって天日干しされているのでした。

P1200428 反対側の海側から見るとこんな眺めです。

ウルメの干してある向こうに神社の鳥居が見えるのが面白くて、撮影してみました。

P1200430 久礼八幡です。境内には大きな木々が鬱蒼と繁り、なかなか雰囲気のある神社です。

楠の大木は樹高25っモあるそうです。

神社などにお参りするのが好きな主人は早速、手を合わせているようです。

P1200432神社の玉垣沿いに歩を進めると、やがて町並みに出ます。

大正市はお昼頃が一番賑わうそうで、私たちが行ったのは10時過ぎとあって、まだ開いているお店は一部だけでした。

朝採りの美味しそうなイチゴが安かったのですが、買いそびれました。買って帰ればよかったと後悔しました。家々の軒先には不思議なことにまだ注連縄が飾ってあります。幾らなんでも、こんなに遅くまで飾るのもおかしいよね、と主人と話していて、はっと気付きました。そう、どうやらこの注連縄は旧正月のお飾りのようです・・・・と今の今まで思ってたのですが、先ほどちょっと検索してみると、漁師町などでは安全を祈願して、年中、注連縄を絶やさないという風習もあるそうです。地元の方にお訊きすればよかったですね。

P1200433_2 高知は暖かいので、冬に行っても、家の軒下や玄関先などには必ずといっていいほど、鉢植えの花が置いてあります。

このお宅の寄せ植えは葉牡丹やプリムラ、アリッサムなど、買ってきたのではなく、この家の方が植え込んだのであろう、いかにもほのぼのとした寄せ植えなのでした。

旅に出ると、こういう小さい町をぶらぶら歩くのがとても楽しみです。

コメント

keitannさん、こんにちは!
お酒が飲みたくなる光景ですね。
ちょっと七輪であぶったりして〜。
そのままでもいけるかなぁ。
鳥居を奥に見ると
めっちゃウルメイワシが大きく見えますねー。
一匹でお腹いっぱいって感じだ!

けいちゃんのたびは、いいたびです(^^)v
ぼくは、いながらにして「しゅうがくりょこう」。

あすかちちさん、こんばんは。

丁度今日は子供向けにはカレーを炊いたので、主人の酒のつまみにはこのとき買い求めてきたウルメの炙ったのですよ。
12月に来たときはカマスの一塩を買ったのですが、美味しかったですよ。
確かいわしにもいろいろあって、ホオタレいわしの干物なんかも売ってましたよ。

あすかちちさん、日本酒がお好きですか?次回は蔵元を訪ねる特集です。

あゆさん、こんばんは。

千葉のほうにもこんな漁村というか漁港があるのではないですか?
3年程前に茂原の先輩夫婦宅に泊めてただいたら、ご主人のほうの先輩が朝市にひとっ走りしてきて、ホオタレの一塩を朝食に出してくださったんです。とても美味しくて・・。
瀬戸内の魚と太平洋の魚は随分違うので、高知では食べ物の楽しみが大きいですよ。

高知の干物は美味しいですよ。朝のおかずにもいいですが夜、日本酒のあてにしてちょびりちょびり飲むと・・・・最高。干物の種類も豊富です。ニロギ・オキウルメなんかも旨い。
こんなのだから酒飲みが多くなるかも?但し、私は嗜む程度ですけど。
宅配もあるので黒潮でそだった魚
を食べてください。

流れ星さん、こんばんは。

この旅行の帰り道で、須崎近辺のお店に立ち寄ったら、見たこともない大きな魚が一匹1000円で売ってました。近くにいた男の人にこれはどうやって食べるんですか?と尋ねたら、「これは煮付けぐらいだね」と・・・。見たことも聞いたこともない魚の名前を見ながら、感心ばかりしています。
干物は天日干しだから美味しいはずですよね。
高知でついでにワインまで買って帰りましたよ。
お酒は西岡酒造の「純平」を買って帰りました。

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