我拝師山~火上山縦走、その2、奥の院へ
登山口といってもお地蔵さんが立っているだけで、道標も何もないセメントで固めた坂を登り始めます。
丁度、工事をしている最中でしたが、私達が通るときはショベルカーを止めてくれました。工事の方達に軽く挨拶して、通り過ぎます。
↑画像がその登山口に立っているお地蔵さんです。道はいきなりの急登で、最初から息があがりそうになりましたが、少し登るとジグザグを切った山道になっていました。
しばらく登ると、行く手に我拝師山の特徴である岩場が見えてきました。
500mもない低山とは思えないほど、岩場だけを見ると風格があります。
こちらのお地蔵さんの腹がけの文字は読めませんでした(^。^;)なんと書いてあるのかな?飛ぶでしょうか?
里山ではお約束のように必ず見かけるコウヤボウキの綿毛です。冬のコウヤボウキは味わい深いものがありますね。
周囲の林は里山に御馴染みの木々が多いですが、中には杉の木などもありました。
落葉樹の枝越しに、麓の集落も見えます。
なぜかビワの木もとても多かったです。
ジグザグの急登がようやく終わり、山道はややトラバース気味に東に巻いています。
陽射しは冬至を過ぎてかなり強くなってきたようで、この画像の陰の濃さなどは2月とはちょっと思えませんね。
この建物は出釈迦寺、奥の院で、麓から眺めると、我拝師山と中山との鞍部に建っていて、よくもあんな場所にお寺を建てたものと感心するような場所に建っています。
10時38分、標高約400mの奥の院に着きました。歩き初めは10時ですからまずまずのペースでしょうか。
ちらほらと咲き始めた紅梅が、私達を迎えてくれました。
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