5月上旬に見た花、その6、ギンリョウソウなど
イチヤクソウ科ギンリョウソウ属。湿り気のあるところによく咲きます。キノコなどと同じように、雨が続いた後で、よく咲いているのを見かけると思うのは私だけでしょうか?この山でもよく出会いますが、3年程前は10株ほどまとまって咲いている見事な株があったのですが、ここ1,2年同じ場所では見なくなりました。
しかし、この日も2株ほどが咲いているのは7箇所もで見かけました。
別の場所で見かけたものですが、どれも咲きあがったばかりなのか、透明感があって、綺麗な個体ばかりでした。
「下向きにつく花とうろこ状の鱗片葉に包まれたその姿を龍に見立ててついた名前」と図鑑には記載がありますが、私は、この画像から白馬をイメージします。この冬は東山魁夷美術館に二度も行って、白馬の絵を幾つも見たせいでしょうか?(^。^;)
林床にはいろいろな植物の芽生えが見えますね。
この姿からは、マムシグサなのかアオテンナンショウなのか、私には見分けられませんが・・。
後方に見える斑入り葉はミズヒキの芽で、これだけは我が家では抜くほど生えるので、間違わないです。
肉眼ではあまり思わないですが、撮影した画像では非常に綺麗に感じます。地味な花、小さな花ほど、画像が素晴らしいですね。
赤い実は緑の多い夏には、よく目立ちます。
まだ花の見頃には少し早いぐらいでしょうか。
ホウチャクソウも5月の山地では、ごくありふれた花ですが、こうして画像にしてみるとなかなか良い花ですね。
左に見えている葉っぱはウリハダカエデの幼木の葉です。
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