7月上旬に見た花、その3、いろいろな野イチゴ
この散策で最初に車をとめたのは、真っ赤なイチゴの実が目についたからでした。
たわあに実っていますが、あまり食べられている風はなかったです。野イチゴに、毒があるものはないということだけは、知っているので、見かけると一応、口に入れてみます。
だけど、結果は…あまり美味とは言えませんでした。
その場では何というイチゴかわからなかったのですが、後で調べてみると、なんとこれがナワシロイチゴの実だったのです。ナワシロイチゴの実だけはあちこちでピンクの可愛い花を何度も撮影していたのに、実を食べたのはこれが初めてでした。
もう少し高いところで見かけたこのイチゴはクマイチゴのようです。
色は黒みがかった赤です。
味のほうはまずまずでした。
枝など見ると、れっきとした木本ですね。
オレンジ色の実をつけるナガバノモミジイチゴは、山に登る人ならたいていはご存知なのではないでしょうか。
勿論、野イチゴの中では一番美味しいイチゴです。
昨日は山は初めてという若い女性たちと山登りしてきたのですが、このナガバノモミジイチゴを味見して、皆、感激してましたっけ。
多分、どれも味わったことがあるような気がします。
幼かりし頃、どれも美味でした。
最近はすみれを見に出かけて、花の咲いてるのを見ています。モミジイチゴを見つけると、「熟す頃またきたいな〜」と思いますが、、、なかなかです。
四国ではナガバノモミジイチゴなんですね。
投稿: プルメリア | 2008-07-07 21:44
プルメリアさん、こんにちは。
こんな野イチゴたちを幼い頃に、どれも味わっているとは、自然の豊かなところで過ごされたんでしょうね。
私もどちらかといえば田舎育ちなのですが、父には低山しか連れて行ってもらってないので、小さい頃食べていたのはグミとかナツハゼの実、ツバナなどでしょうか。
そうですね、スミレの花の咲く頃に、野イチゴの花も咲きますよね。
四国ではナガノモミジイチゴがほとんどなんですが、低山から高山まで自生しているので、実る時期も少しずつずれていて、比較的長い間楽しめますよ。
7月でも剣山などの高山では味わえると思います。
投稿: keitann | 2008-07-08 14:30