秋晴れの石鎚東稜に登る、その8、下山路の花
弥山は素通りして、登山道から少し西ノ冠岳のほうに行った所に展望の良い場所があって、そこで、しばし展望休憩です。
目の前には西ノ冠岳~二ノ森、~鞍瀬の頭、~堂ガ森に至る稜線がくっきりと見えていて、いつまで眺めていても飽きないぐらいの素晴らしい眺めです。
眼下には柱上節理の見事な岩の柱が見えます。
谷に吸い込まれそうですね。
こうやって実際に見ると、またあちらのほうにも行って見たくなるのですよね。
特に堂ヶ森のほうは静かなイメージがあるので、いってみたいものです。
最後に赤石山系方向の山々を見たら、14時20分、下山にかかります。
今日はずいぶん楽勝ルートと思っていたのに、あまりにも眺めが良くて、撮影や展望の時間がずいぶん長かったようです。
少しバックして、登山道に戻ると、そこは結構な人の行き交う一般道でした。
表参道や土小屋からの一般登山道です。
登山道沿いには思ってもいなかったのですが、シラヒゲソウがまだ咲き残っていました。
8月初めに東赤石の山頂付近で見て以来、すでに2ヶ月近くが経っていますが、長い間咲くものですね。
もう花は終わっていますが、こんな群生も・・・。9月初めには見事だったでしょうね。
7年前に本格的な山復帰第一弾で、石鎚に表参道コースで登ったときに、鎖場で咲いていて「なんだろう?」と思ったのがこのシラヒゲソウでした。その頃は山の花の名前などほんの10種類ぐらいしか知らなかったのでした。あれから7年、今では山にもかなりのぼり、花の名前もまずまず覚えたといえるでしょうか?
先ほど山頂で見かけたミヤマトウヒレンとはちょっと違う花ですね。
オオトウヒレンでしょうか。
ここを過ぎると人はぐっと少なくなりました。
シソ科イヌハッカ属。
この花も7年前の石鎚登山の記憶にしっかり残っている花です。
アカカンバの道を歩いていきますが、道はほとんど平坦で、危険なところはありません。
道沿いにはシコクフウロも咲き残っていて、紅葉した葉も美しいです。
オオマルバノテンニンソウが登山道の上にも下にも大群落を作っています。花の頃はどんなにか素晴らしいことでしょう。
「柱状節理」・・・けいさんは、こんな地質学用語も知っているんですね(^^)v(^^)v(^^)v
ソンケー(*^_^*)
いいですね、ロックガーデンの原型です。
投稿: あゆ | 2008-10-13 13:47
あゆさん、こんばんは~。
柱状節理・・・こんな難しい用語を私が知っているわけがありません。(^_^;
石鎚の山頂近くには、柱状節理が多くて有名で、登るために調べていると、必ずこの言葉が
出てくるので、知っただけですよ。
地学は嫌いではなかったけど、何でも浅く広く主義なんです。
花のことなら、多少は他の人より詳しいかも知れないけど、それだけ~。(^_^;
投稿: keitann | 2008-10-13 17:56