山里にて
山の斜面に集落があって、いつも反対側の山からその集落を眺めていたのです。先日、初めてその眺めていた集落まで来て見ました。
谷あいが良く見えます。雪は稜線付近にだけうっすらと白く見える程度です。
このときは何とか私の車で途中まで入ったのですが、その後は山里に行くのは諦めてしまいました。
もう何年も前から、反対側の山の斜面から見ると、立派な茅葺らしき建物が見えて、一体なんだろうと思っていたのですが、この日は運転してくださっていたTさんにお願いして、その茅葺の建物があると思われる集落までいってみました。
そうしたら、茅葺の建物は、お寺の本堂でした。いまどき、茅葺のお寺って珍しいと思いましたが、残念ながら茅葺の屋根が傷み始めていて、本堂には近づくことが出来ません。
この画像で本堂の屋根を見ると朽ちかけているのがわかります。
今は茅葺屋根や藁葺き屋根を維持するのはものすごく大変らしいですね。
お寺の住職さんの住まいの建物でしょうか、こちらもちょっと傷み始めていますが、瓦屋根の建物は綺麗です。
近くを通りかかった方に尋ねたら、お寺はもっと下のほうに建て替えられているそうです。
この地には、今は前住職さん夫婦が住んでおられるとか・・。
11月に旧白洲邸の葺き替えられたばかりの茅葺の住宅を見てきたばかりなので、ちょっと残念に思いました。しかし、古い住宅を維持することの大変さは、我が家も同じなのですが、口で言うは簡単ですが、実際はほんとうに大変です。
また近いうちに古い住宅ということで、少し書いてみたいと思っています。
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