タカネハンショウヅルの花は9月から10月にかけて、標高500m~1000mぐらいの山地に咲くようです。秋に咲く花も可憐ですが、冬から早春にかけてはタカネハンショウヅルの綿毛を見かける機会が多いです。
冬にはボタンヅルの綿毛も見る機会が多いですが、ボタンヅルの綿毛よりはだいぶん大きいので、見分けることが出来ます。
実の直径は2センチはあろうかという大きさです。花はそれほど大きくはないのですが、クレマチスの仲間の実としてはかなり大きいほうの部類だと思います。
高さ5mほどの気のてっぺんまで絡みついて実をつけていました。
実はこの場所のタカネハンショウヅルの花をまだ見ていません。
秋には他の場所でタカネハンショウヅルの花を見る機会も何度かあるので、この場所には秋に来ることが少ないのです。
綿毛の根元のところに黒っぽいものがついているのが種子です。
同じ山系の別の場所ではこんな紫色の花が咲きますが、さて、この実をつけた株の花を今年こそは見に来なくてはと思っています。
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