カタクリ咲く赤星山へ、その3、ヒナワチガイソウ
中尾集落からの山道と合流すると直ぐに、気持ちの良い自然林の中に出るはずです。ここは広々としていて、ところどころでニリンソウやスミレが咲き、トリカブトも群生している場所です。気持ちの良い場所なので、この場所でちょっと休憩しましょうかということになりました。
この場所はとてもいい場所なのですが、私にとっては5,6年前に猪の群れと危うく遭遇しかかった場所です。あのときは3月末で他には誰も山に来てなくて、私も単独だったので、かなりびびったことを思い出します。私の目の前を横切っていった猪の群れとの距離は何しろ50mほどでした。猪が走っていると地響きがするんですよ。(^_^;KBさんの話では中尾谷は猪が多いところだそうです。
木の株元にニリンソウが良い感じで咲いていて、RさんやTさんは這いつくばるようにして撮影しています。お天気が良くて、地面も乾いていて、這いつくばっても気になりません。Hさんは花の画像を随分綺麗に撮影する方なので、彼の撮影風景を参考にしたいと思うのですが、そこはそれ、腕も機材もかなわないので、ないものねだりでしょうか(^_^;
最初、マルバスミレかとも思いましたが、葉っぱなどを良く見ると、やっぱりシコクスミレのようです。
シコクスミレの葉っぱはたくさん目に付きますが、その割りに花は少ないような?
休憩してる間にも、他のパーティーが追い抜いていきます。
今日の赤星山は人が多そうです。
皿ガ嶺に多かったクロフネサイシンは赤星ではあまり見ませんでしたが、それでも少しは咲いていました。
くびれがある花で直ぐに見分けがつきますが、花数が多かったです。
でも、いつも見ているワチガイソウとどこか雰囲気が違います・・。
ワチガイソウはこんな風に1株だけ咲いているのはあまりみません。たいていは湿っぽいところに群生しているのですが・・。
ワチガイソウの仲間にも確か数種類あったはずと思い出します。後で下山して、花に詳しい方に出会い、お聞きしたら、ヒナワチガイソウだそうです。葉っぱがワチガイソウより細いですね。小さな花ですが、とても可愛かったです。
タチツボスミレも群生で咲いていますね。
群生するタチツボに比べ、エイザンスミレはポツリポツリと咲いていて、これはとりわけ美人のエイザンスミレでした。
自然林の中を通り抜けると、道はジグザグを切って,登り始めます。
以前来たのは5,6年前で、その頃はブログなどもしてなかったので、記憶がやはり曖昧になっています。
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