ドライブ散策にて、その2、バイカウツギなど
私にとってはこの時期の白い花の代表のようなバイカウツギです。去年、思いがけず、いつも良く野草観察に行く場所への途中で、真っ白に咲いているバイカウツギを見ました。
因みに去年のバイカウツギの記事はこちらです。
バイカウツギは05年に仙丈ケ岳に登る前に南アルプスの前衛の標高1000m付近の山道を走っていて、満開の株を見て以来、大好きな花です。
それ以前から、ご近所の方に切り花で頂いたりして、香りも良くてお気に入りではありましたけど、山で見て以来、ますます好きになりました。
4弁の花で、真っ白な花は誰が見ても美しいと思うことでしょう。
2年前にHCで探し回り、自宅にも植えたのですが、どうも園芸種の売価打つぎらっ多様で、自宅のは今も咲いていますが、花が八重咲きなのと大きいのがちょっと不満なのです。
山に咲くバイカウツギは花も小さく一重で素朴ですが美しい花です。
こちらはバイカウツギの隣で咲いていたウツギで、普通はウツギと言うとこのウツギを指すようです。
卯の花のにおう垣根に♪と歌われたのはこのウツギですね。
これはこれで白くて綺麗な花ですが、やはりバイカウツギや姫ウツギと比べると、大味な花です。
良い香りを漂わせて、やや黄色を帯びた小花がびっしりと咲きます。ツル性の花です。
このときのドライブでは2,3箇所で見かけましたが、一箇所ではごく近くで見ることができました。
花弁がまるで風車のような形をしているのが面白いですね。
冬にはびっくりするほどの大きな種のサヤをぶら下げ、中からむ数の綿毛を飛ばすのも面白い植物です。
マタタビの葉が白くなるのを見ても6月という季節をしみじみと感じます。
猫を飼っている方は、マタタビの枝を1枝だけ、猫のお土産に持ち帰ってみてください。
ニャンコがスリスリゴロゴロして、うっとりする様子は面白いですよ。
ヤブムラサキは里山などでよく見かける低木です。
秋には周囲に毛の生えた実をつけますがコムラサキやムラサキシキブほど実がびっしりとはつかないので、よく見ないと見落としがちです。
全体に毛が多いのがヤブムラサキです。
ガンピの花は去年、高知にカザグルマの花を見に行ったときに初めて見ました。
ミツマタ、コウゾとともに樹皮が和紙の原料になる木です。
今年は県内の山で初めて見ることができました。
淡い黄緑色の花もなかなか上品です。
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