010年、総集編、7月②
北アルプスは学生時代の山歩きの思い出がいっぱい詰まった山々です。
見える山々、咲いている花、ハイマツの緑と白い雪渓のなんともいえないコントラスト。
四国の山も静かで落ち着くので好きですが、やはり年に一度ぐらいは雪の残る山々を歩かずにはおれませんね。
毎年、梅雨の明けない時期に行くので、天候の変化にはひやひやしながら歩いていますが、それでも全然展望が望めなかったという年は一度もありません。
今年も、スケールの大きい立山方面の眺めや剣の雄姿を眺めてきました。おまけにどの小屋も10人足らずの宿泊者という静けさで、こんなゆったりとした歩きができるのも日程のおかげでしょうか。鹿島槍に向かう稜線で、誰にもすれ違わないなんてことがあるでしょうか。
去年の白馬は豪雪地帯なのでシラネアオイが咲いているだろうことは予想していましたが、今年のコースもシラネアオイがまずまず見られました。
サンカヨウは南アルプスでも北アルプスでもすっかり御馴染みになった花です。
去年、白馬で一度も見ることのなかったクロユリがこのコースでは咲いていて、それも嬉しかったことの一つでした。
ハクサンチドリは今までにも何度も見ていますが、テガタチドリは初めて見ることができました。
イワウメの可憐な花を見ると、これを初めて見た北岳山頂付近のことを思い出します。
ガラガラとした石の中で咲いている姿には感動を覚えます。
過酷な場所に咲く花ほど可憐な花が多いというのは、意味深いことです。
オオバキスミレもここ数年、毎年のように見ることができています。
雪が溶けた場所にいち早く咲くスミレです。
この花を見ると、北アルプスに来たことを実感します。
keitann様 こんにちは
確か鹿島槍方面でしたね。ここでシラネアオイが出てくるとは思いませんでしたが、そういうこともアリなのでしょうね。
コマクサも早くから咲くのですね。
可憐な花たちも良いですが、一番上の写真、残雪の山々を眺めながら稜線を歩くのは胸のすくようなことですね。
クルマユリか?と思いながら文章を読んで、それがヒメユリとありましたので、ハテナ?と思いましたが、こちらは四国の花でしたか。カキランの記述には記憶がありました。
投稿: ぶちょうほう | 2010-12-29 09:55
ぶちょうほう様、こんばんは。
そうです、今年の夏は鹿島槍に登ってきました。
シラネアオイを見ようとは思ってなかったですし、花はそれほど多くないだろうと思っていたのですが、予想外に花が多かったです。数は白馬には負けますが、種類はなかなかのものでした。
北アルプスは花も楽しみですが、なんと言っても雪のついた山々を見るのが一番の目的です。
うっとりするような眺めはやはりアルプスならではでした。
7月は山行回数は多く取れないですが、それでも末に四国カルストで初見の花ヒメユリを見られたのが何よりでした。
投稿: keitann | 2010-12-29 23:18
keitannさん、こんばんは!
今年もあと少しですね~
今年は色々とお世話になりました、来年もよろしくお願いします、
総集編・・シラネアオイ、みたいですね~見ていると懐かしい花も出てくるので楽しみです~
寒くなりました、お身体ご自愛下さい!
投稿: え~ちゃん | 2010-12-29 23:21
え~ちゃん、こんばんは。
ほんとに、今年も後2日となりました。
私は今日は仏壇とお墓の掃除、明日は餅つきの予定です。あさってはお節作りと、ほぼ秒読みの生活に突入しつつあります。
今年はえ~ちゃんにはいろいろと山にお付き合いいただいて感謝していますよ。シラネアオイ、来年はアルプスでぜひ見てきてくださいね。
投稿: keitann | 2010-12-29 23:55