010年、総集編、8月
今年の8月は異常といっても良いぐらいの猛暑でした。雨も1ヶ月ほど降らず、平野部で暮らしていると、暑さにうんざりしましたが、それでも山に入ると、山は涼しいものでした。
8月初旬はオトメシャジンなどを見たくて、東赤石に登りました。
下界では晴れていたのに、東赤石はすっぽりガスに覆われていて、冷たい雨に降られてしまいました。
この日は、この季節にしては珍しくほぼ誰にも会わない東赤石となりました。
でも、雨の中歩いたご褒美なのか、名前だけは前から知っていたのですが、一度も見たことのなかったナヨナヨコゴメグサを初めて見ることができたのです。
小さな花でした。
この日は行きも帰りも虹を見ることができたのです。
雨の中、はっとするほど鮮やかな色で咲いていたコオニユリを見つけたときの嬉しさもいまだに覚えています。
東赤石で以前にも見かけたサンショウウオに、このときも出会いました。
のんびりとお昼寝していたサンショウウオの邪魔をしてしまったようで、ちょっと申し訳なかったです。
でも登山道のそばにいたので仕方ないですね。
暑くとも、山では確実に秋の花が咲き始める季節なんですね。
リスに出会うことは年に1~2回ありますが、撮影できたのはこれが初めてです。
この山でキレンゲショウマを見るのは初めてでした。
シコクフウロに混じってオレンジ色の鮮やかなフシグロセンノウも咲いていたのでした。
そのシコクフウロも夏の四国を代表する花の一つといえそうです。
シカも食べないので、シコクブシだけは花の少なくなった剣山でもあちこちで見かけます。
早朝に一人で阿蘇付近の野山を来るまで散策して、ヒゴタイを見ることができました。
これも以前から見たかった花なのです。
阿蘇の周囲には素晴らしい水源がたくさんあり、宿の近くの池山水源を訪れた際に、ピンクのツリフネソウが綺麗な水際に咲き乱れていました。
keitann様 こんにちは
いろいろ珍しいものまで取り混ぜて素敵な花模様ですが、キキョウの花の端正さは特筆ものですね。
シンプルで素晴らしい姿だと再認識しました。
シラヒゲソウは三河では秋の終盤の花ですが、流石に高いところでは8月に咲いてしまいますね、これも良い姿だと思いました。
キレンゲショウマやヒゴタイは三河では見ない花ですので、こちらでしっかりと観賞させていただきます。
サンショウウオもリス君も可愛いですね。
投稿: ぶちょうほう | 2010-12-30 10:37
ぶちょうほう様、こんばんは。
今日は予定通り餅つきも終わってほっとしています。
床の間、神棚、仏壇にそれぞれのお鏡さんを低位置にお供えすると、今年も無事に終わりそうな気がします。
今年の8月は暑かったのですが、それでも山にはちゃんと咲くべき花が咲いていました。
キキョウは低山でもかなり早くから見ることができますね。そして、今年は私のちょくちょく訪れる里山4箇所でキキョウを見ることができました。まだまだ里山も捨てたものでないと思いました。
シラヒゲソウは石鎚や東赤石では8月になると十分見られます。ウメバチソウも同じような感じの花で、北アルプスでは7月に見かけるのに、高知では12月も間近になって見かけました。
山で見かける小動物も、興味深いですね。
秋にはタヌキを良く見ましたよ。
投稿: keitann | 2010-12-30 23:06