3月上旬の高知ドライブ、その５、仁淀川とヤブツバキ
峠を下って、山地から比較的標高の低い場所へと下りてきました。
去年は来た道を引き返したのですが、今年は蛇紋岩地にも寄りたくて、ぐるりと回ってみることにしました。
仁淀川の見える場所にやってきました。
この一年間と言うもの、仁淀川を良く見ました。
初夏の仁淀川も良かったけれど、桜の咲く季節も良いだろうなと思いました。
道幅の広くなった場所があったので、車を停めてみると、ヤブツバキの木がありました。
今年は香川の山のヤブツバキも開花が遅れていますが、高知でも同じなんでしょうか。
ツバキも最近好きで、苗木をよく植えてますが、やっぱりヤブツバキがいちばん好きですね。
何か白い花が咲いてると思い近寄ったら、早くもクサイチゴの花が咲いていたのでした。
香川ではこれも4月上旬の花で、桜の咲くころに良く見る花ですね。
今日は我が家でも咲いていましたが、ヒメウズの初見はこの日高知で見たのでした。
ここでもキランソウが花盛りとなっていました。
先の場所より、かなり下ったのですから当たり前と言えば当たり前ですが・・・。
ここでもナガバノタチツボスミレが咲いている・・・・と、その時は思っていたのです。
香川での散策であれば、こういう場所で咲いているスミレはナガバノタチツボスミレに間違いないのです。
高知にはタチツボスミレが多いということを迂闊にも忘れていました。
帰宅してから画像を見ると、どうも葉の感じがナガバノタチツボスミレと違うようです。
これなども、どうもタチツボスミレのようですね。
撮影の時点で、てっきりナガバノタチツボスミレと思い込んでしまったので、葉や托葉をしっかり撮影しなかったのが失敗でした。
途中で立ち寄った道の駅ではクロモジの切り花が売られていて、一抱えほどある束がたったの150円でした。
今も我が家の玄関で綺麗に咲いています。
クロモジの切り花は香川の道の駅や産直ではまず見かけないように思います。
こちらも道の駅で売っていたアオモジの切り花です。
アオモジのほうは香川の産直でもよく見かけます。
これは高知独特の葉ニンニクというそうです。
すき焼きやあえ物に使うそうで、1束100円と安いのでこれもお土産に買いました。
香川だと春の和え物は分葱和えで決まりですが、高知ではニンニクの葉っぱなんですね。
ところ変わればなんとやら・・・・。
こんにちは。
クロモジやアオモジを切り花で売っているんですか。
ところ変われば・・、ですね。
いよいよスミレの季節ですね。私は頭の中を一度整理してからでないと、スミレ観察ができません。もうすっかり特徴を忘れています。
投稿： 多摩NTの住人 | 2013-03-13 09:17
こんにちは。
先日もＢＳで仁淀川を放送してましたね。いつの日か
訪ねたいと思ってますが、四国は清流河川が多いです
ね。きっと、流域の地形と植生が大きく関与している
のだと思います。
ナガバノ… タチツボより若干葉っぱが尖っているよ
うな気もしますが、難しいですね。
投稿： 翼＠就業中 | 2013-03-13 09:51
keitann様 こんにちは
さすが高知、 花が早いですね。
そしてつばきの花も汚れが有りませんね。
小生が山歩きで見るツバキの花は風に揉まれる所為なのか、汚れたり、破れたりしているものばかりです。
ヒメウズがもうこんな姿になっているなんて、今年は花の咲くのが早まって一挙に咲いてくるような感じがしますね。
そうなると忙しくなりますね。
クロモジの切花・・・・こんなのを売っているのを見たら小生も買ってしまうかもしれません。
投稿： ぶちょうほう | 2013-03-13 13:06
多摩ＮＴの住人様、こんにちは。
アオモジは全国的に切り花で売られているそうですよ。
仙台に親友がいますが、仙台でも切り花で売っているそうです。
でも、クロモジはさすがにあまり見かけませんよね。
スミレの季節、到来していますよ。
次の記事に書きましたが、私も高知で見かけたスミレをナガバノタチツボスミレと思い込んで、葉をしっかり観察するのを忘れて失敗でした。
スミレは全体の画像や葉の画像、側弁の毛の有無など、見るべきところがたくさんありますから、気を付けないと・・・。
頭をスミレモードに切り替えるのが大変です。
あ、そうそう、そちらのブログの屋久島の最初の記事にコメントしています。
投稿： keitann | 2013-03-13 14:17
翼さん、こんにちは。
仁淀川、時々ＢＳで紹介されていますね。
私もＢＳの自然関係の番組が好きで、時々見ています。
四万十川方面は最近あまり行ってないですが、仁淀川は香川からでも近いので、その気になれば直ぐに行けますよ。
でも、関東からだと、ちょっと大変ですね。
四国は石鎚山系と言う高山があるのと、山麓に人家が少ないのとで、清流が守られていると思います。
仁淀川沿いには工場なんてほとんど見かけません。
四国でも香川の標準のスミレはナガバノタチツボスミレなのです。タチツボスミレは香川ではまず自生していません。なので、お隣の愛媛や徳島、高知に行くときもこういう場所に咲いているスミレはナガバノ・・・と思い込んでいて後で困ります。
比較的高い山に咲いていれば、最初から注意してみるのですが。。。(＾＿＾；
投稿： keitann | 2013-03-13 14:22
ぶちょうほう様、こんにちは。
三河方面と比べると、我が家付近の花はかなり早そうです。
そして高知の花は香川の花よりも、まだ2週間ほど早いのです。いかに早いかということでしょうね。
ヤブツバキ…私も香川の山地で咲くものをまだ見てないのですが、メジロなどが良く蜜を吸いに来るので、傷んだ花も多いようです。
ヒメウズはうちの庭でも、数日前から咲き始めたようです。いつの間にか春がやってきたようです。
クロモジの切り花・・・・いいですよ。
我が家の玄関にはこの前までマンサクとアオモジを生けていましたが、今は高知の道の駅で買ってきたトサミズキとクロモジです。
投稿： keitann | 2013-03-13 14:26