秋の花咲きそろう梶ヶ森へ、その1、道中の花
9月19日に寒風山へ登ったばかりだったのですが、23日に山友達のRさんから急遽、山へのお誘いがありました。何でも24日は平日だけど仕事のお休みを取っているそうです。Rさんとは6月の赤石縦走以来、お互いの都合がつかず、しばらく山にはご一緒してないので、朝ゆっくり出られる山へなら行きましょうということで、この季節、花の多い「梶ヶ森へ行くことになりました。
そして、いつもの山仲間EさんとKさんにも声をかけることになったのですが、Kさんはあいにくと先約があるようで、メンバーはRさん、Eさん、私の3人です。
いつもの場所に集合したのは8時です。こんな時間に集合と言うのも珍しいのですが、歩行時間は短いので何とかなるでしょう。でも、高松から来られるお二人にはちょうど通勤ラッシュにかかってしまって、ご迷惑をかけました。
途中はこれまたいつものPAで休憩かたがたは花のチエックです。
↑はPAで見かけたコミカンソウですが、RさんとEさんはご存じなかったようで、驚いてました(^_^;確かにコミカンソウって山の花とは言い難いですよね。
平野部や山すそも散策している者にとっては馴染み深い花ですが、しゃがみこんで横や下から覗きこまないと、ミカンのような可愛い果実は見えませんから・・・。
↑そして、8月末に立ち寄った際にはまだ豆果が見られなかったヤブツルアズキに、たくさんの豆果が出来ていました。
アズキの原種とされているそうで、検索するとヤブツルアズキの豆で赤飯を炊いたとかゼンザイを炊いたという記事が出てきて面白いです。いつか、私も採取してきてやってみたいですが、身近な場所であまり生えてないようです。香川にはどうもノアズキのほうが多い様で、ノアズキは美味しくないらしいのです(^_^;
↑咲いた花ではノアズキとヤブツルアズキの区別は難しいのですが、豆果がまったく違うので、豆果さえ実っていれば、同定は楽勝です。
夏の花と言うよりは秋の花と言ったほうがぴったりくるツユクサも、山地のものは色が鮮やかです。このPAは標高400m近い場所にあるのです。
大豊インターで下りたら、R32を池田方面に後戻りします。
途中、車窓から彼岸花で真っ赤に染め上げられた場所が見えました。
Eさんにお願いして車を停めていただきました。
ぞの前日には香川の田園地帯を車で走っていたのですが、香川ではすでにヒガンバナは終盤だったのですが、この場所では今が盛りです。
田んぼの畔に咲いているのとは、また趣が違いますね。
やがて、梶ヶ森へ向かう山道を登り始めますが、いつもヒキオコシなどを見ている場所が今年はどうも様子がおかしいです。結局、ヒキオコシは見られず、その近くで車を停めて散策していたら、ミゾソバが咲いていました。
今年初めて撮影するミゾソバです。
そして、嬉しいことに、近くにミズタマソウが1株あります。
ミズタマソウは咲く場所もわかっているのですが、そちら方面には最近あまり行ってなくて・・・。
小さくて地味な花ですが、味わいがあって好きな花です。
おまけに、ツルニンジンも目の前に咲いていました。
少し歩くと、日陰になった場所ではヤマジノホトトギスが咲き残っています。
標高はまだ500mもないと思うのですが、これが香川ならこの標高だとセトウチホトトギスが咲いているはずですが、高知にはセトウチホトトギスは咲かないので、山すそにもヤマジノホトトギスが咲くんですね。
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