春の岡山お花見ドライブ、その2、ネコノメソウ
出雲街道=R181をそのまま走っていたのですが途中で「美甘渓谷」という標識が目に入ったので、入ってみました。
何やら大きな黄色っぽい塊が見えて、それはネコノメソウが直径50センチほどもの群落をつくって咲いているのでした。
ネコノメソウの仲間はよく群落で咲きますが、こんなに見事なのは初めて見ました。
トリミングして細かい部分が見えるようにしました。
ヤマネコノメソウはよく見るのですが、そういえば、ネコノメソウはヤマネコノメソウほど見ないように思います。
ショウジョウバカマは今回も道路法面に咲いていました。
この花だけは生育環境も四国、岡山で変わりません。
ヤマルリソウは四国のものに比べてブルーの色が濃いです。
前回のメモリー入れ忘れの時は見事な株が見られたのに残念です。
今回見た中では比較的大きかった株です。
セリ科の仲間は種類も多く見分けも難しいですが、これはシャクのようでした。
オオバタネツケバナのようですね。
タネツケバナの仲間も種類が多く、ぱっと見ても直ぐに名前が出てこないことがしばしばあります。
イチリンソウが繁みの中で咲き始めていました。
四国では、山で咲くことが多く、こんな環境ではあまり咲かないです。
周辺の環境です。
小高いのは田んぼの畔のように見えます。
向こうに見える山はまだ芽吹きも始まってないですね。
標高は大したことなさそうですが、何しろ冬の間は結構な雪が積もる地域なのでしょう。
こんな場所でも外来種のヒメオドリコソウが群生していました。
春早くから見かけるアオマムシグサでしょうか。
ウツギの仲間のように見えましたが、花が小さくて、まだ完全に開いてないので、何の花だか不明です。
山肌にはミツバツツジが咲いていました。
岡山の山はほんとにミツバツツジが多いです。
四国のようにオンツツジは咲かないようです。
青空にミツバツツジの色が綺麗でした。
四国では4上旬の里山で見かけた光景ですね。
ここで咲いていたのはやはりオオタチツボスミレでした。
道路の傍らにはツボスミレも咲いています。
確か、伯州山の麓でもオオタチツボスミレとツボスミレの両方を見ているはずです。
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