ツクシガシワ、ヤマアジサイ、オオヤマレンゲほか
7月上旬の高知の山では、もう一つ初見の花が見られました。
ガガイモ科のツクシガシワです。
これも名前は聞いていて知っていましたが、花がこれほど小さいとは思いませんでした。
ガガイモ科と言うとタチカモメヅルなどでも小さい花ですが、それより小さく思ったのは、たぶん、小さい花とは対照的に葉っぱが大きかったからでしょうね。
花の後ろに見えている、大きな葉がそうです。
花は花径1センチもなさそうでしたが、葉のほうは長さ20センチほどもあります。
花と葉の大きさのアンバランスに、いちばん驚きました。
まだ出始めなのか、ツル性と聞いていましたが、それほどツルを伸ばしていませんでした。
花には白っぽい毛が見えています。
ガガイモ科の植物は一風変わったものが多いですが、ツクシガシワではとにかく大きな葉にびっくりというところでしょうか。カシワとつきますが、本物のカシワの葉のように切れ込みなどはありません。葉の大きさからカシワとついたようです。
ブルーの綺麗なヤマアジサイです。
ピンクのヤマアジサイもありました。
オオヤマフスマがタチイヌノフグリとツーショットで咲いていました。
オオヤマフスマは2年前に早池峰山で見て以来でした。
アギスミレの葉と言ってよいかな~?
この山のイブキトラノオはずいぶん花つきが良くて驚きました。
剣山などで見かけるのと雰囲気が違います。
オオヤマレンゲも3週続きで見られました。
山を下りてから、帰り道で旧川口橋を見て帰りました。
往路で見かけて、由緒ありそうな橋だったので、帰りにぜひとも見て見たかったのです。
国指定の登録有形文化財らしいです。
橋にテーブルや椅子が置かれていて、土曜市が開かれるそう・・・。
橋の欄干辺りには地元の方たちが植えたらしい花がいっぱい咲いています。
ホウセンカ越しの仁淀川(支流)??
やはり橋に植えられたキキョウ越しの清流。
花の咲いてない場所ではこんな眺めです。
橋脚はレンガが使われているんですね。
高知城で将棋を指している風景とこの橋で市が立っている光景がだぶってきました。
いかにも高知らしい・・・。
帰りに「茶畑プリン」ののぼりを見かけて、思わず、プリンを食べに立ち寄ってしまいました。
プリンを食べながら眺めたのはネムの花と鮎釣りの釣り人でした。
周囲はまさに茶畑だらけという山間部に、こんなカフェが・・・。
池川茶園の抹茶プリンと抹茶ロール、どちらも美味しかったです。
今度はお神楽でも見に来るとしましょうか。
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