小豆島の吉田富士へ、その3、吉田山そして吉田富士
分岐を、まずは右へつまり吉田山の方に向かいます。
Mさんは吉田富士に登った後、行けそうならばビシャ岳方面へもと仰っていたので、当然その順序になりますね。
吉田山への尾根はだだっ広いウバメガシの尾根になっていました。
よく繁ったウバメガシのおかげで陰になっていて、空気がひんやりと冷たく感じます。
画像ではわかり難いかもしれませんが、ルートは岩に青ペンキでマークされていて、道は明瞭です。ここでは赤ペンキならぬ青ペンキでした。
里山に多いネジキが吉田山でも見られました。
この木は荘内半島の山でも良く見かけたので、海辺の山にも結構多いようです。
歩いてきた方角を振り返ると吉田富士が見えていますが、目を惹くのは何と言っても吉田富士の背後にそびえる岩山です。
平野部から見ると吉田富士の端正な形が目立ちますが、こちらから見ると何と言っても吉田富士は標高が低いのであまり目立ちません。
なおもウバメガシの多い尾根を登っていきます。
一旦、ここが山頂かと思われる岩場に出ましたが、山頂はまだその先でした。
10時10分、測量用のポールが経っている場所に出ました。
どうやらここが吉田山の山頂のようです。
標高は170m程度です。
山頂表示らしきものは何もなくて、よく見ると小さなプレートらしきのが見えましたが、それも字が消えてしまっています。
↑吉田山から吉田富士方向を撮影して2枚の画像をつなげてみました。
一応、山名のテキストを入れてますが、国土地理院の地形図にも山名は記載がないので、もしかしたら間違っているかもしれません。私自身も、どれがどの山ということが、いまだに確信を持っているわけではなく、これから先ブログをアップするにつれて山名についての考えも変わり得るかも知れませんがご容赦を。
↑吉田富士と、その後ろの山を大きく撮影した画像です。
結局、吉田富士で止まらずどの先に行くことになったのですが、この時点では私には吉田富士しか認識が出来ていませんでした。
手前の低くこんもりとした山です。
吉田山からは、それ以外では吉田湾方面が見えました。
入り江の向こうに見えている突端は金ヶ崎と言うようですね。
10時13分に吉田山から下り始めます。
10時20分、再び、分岐まで帰ってきました。
今度は反対側の吉田富士に向かいます。
こちらは吉田山方面と植生が少し違うようです。
山頂方面が見えてきましたが、手前にはシダが見えています。
吉田山への尾根では日陰だったのでシダは全然見かけませんでした。
10時25分、ロープの張られた場所にやってきました。
振り返ると、眼下には先ほど走ってきた車道がはっきり見えています。
海のかなたには家島諸島らしき島も・・・・
登り始めからキョウチクトウみたいな木をあちこちで見かけました。
誰が山にキョウチクトウなんて植えるんだろう?と不思議でしたが、こんな岩場にまでキョウチクトウはおかしいですね。
よく見ると、やっぱりキョウチクトウとはちょっと違うみたい・・・。
もしかしたら、高知で一度見かけたタイミンタチバナかな?帰ったら調べなくては・・・・
帰宅してから調べたら、やはりタイミンタチバナでした。
香川の里山ではあまり見かけないので、疑問に思いましたが、今度からは間違わないかな?
↑もうすぐ山頂です。
岩にはここでも青ペンキでマーキングがされていました。
素晴らしい展望にカメラを構えて撮影されるPさん・・。
島の山らしく常緑樹が多いですね。
岩、青い海・・・・絵になる場所です。
標高は200mにも満たないのですが、海が見えるので高度感抜群ですね。
10時29分、私のほうは吉田富士の山頂に着きました。
Pさんも、もうすぐですね。
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