ヒメシャラの紅葉真っ盛りの砥石権現へ、その5、鹿舞ダキ山
まだちょっとお昼には早すぎるし、ここまで来たら鹿舞ダキ山にも登りましょうとPさん。
なんか聞いたことある山名ですが、砥石権現から15分ほどで行けるようなので、それなら行かねば・・・。
山頂について、ほぼ直ぐに、いったん登ってきた山頂を向こう側へ下り始めます。
この辺りに、春にはアケボノツツジが咲くんでしょうか。
下りる途中に、展望の良い場所がありましたので、しばらく眺めを楽しみます。
向こうの方に大きく見えている山は西三子山のようです。
私はまだ登ったことがない山ですが、雲早~高丸縦走の時にも稜線から眺めた山です。
こちらは今までにも何度も見ながら歩いてきた高城山です。
この辺りのブナも良い感じ・・・・・。
木立の向こうに見えているピークが鹿舞ダキ山ですね。
あそこまで行くわけです。
下る途中で、稜線の北の端っこを通る場所があって、その時に見下ろした神山方面です。
遥か下に民家が見えています。
トリミングするとこんな感じですが、肉眼でも民家がハッキリと見えて怖いぐらいでした。
綺麗に黄葉した木があって、この時点ではわからなかったのですが・・・・・
逆光で眺めるカエデの素晴らしさは特筆モノでした。
↑こちらも綺麗な黄葉が見えていますが、近づいて見なかったので樹種がはっきりしません。
岳人の森への分岐までやってきました。
道標があって、ここから岳人の森まで50分で下れるようです。
鹿舞ダキ山はすぐそことあります。
11時24分、鹿舞ダキ山山頂に到着です。
ここでも休憩はせずに、すぐに砥石権現へ向けてバックを始めました。
鹿舞ダキ山山頂付近のヒメシャラの紅葉です。
ブナの木々の間を通りながら、砥石権現へと引き返します。
この時間帯が紅葉のいちばん綺麗な時間帯でした。
光の射し具合がちょうど良かったみたいです。
↑この辺りはブナの色ですね。
お日様がこんなに高い位置です。
登山道から少し入ったところに赤い実が見えたので、近づいてみました。
綺麗な果実ですね。
もう一枚・・・・。
このときは葉がなかったので、アオハダの果実かと思い込んでましたが、よく見ると黄葉↓葉っぱが一枚ついています。調べたら、どうやらカナクギノキのようです。
そのカナクギノキの樹肌です。
カナクギノキの花芽です。
クスノキ科だそうなので、確かにクスノキ科の花芽の形をしていますね。
カナクギノキの別の株は、まだ落葉しておらず、こんな具合に染まるんですね。
何とも言えず素晴らしい森でした。
良い時に登ったものです。
Pさんが見つけてくれたママコナは四国では珍しいミヤマママコナでした。
もう一魔、縦画像で・・・。
もうすぐ砥石権現山頂に帰るというところで・・・・
単独男性にお会いしました。
私は存じ上げない人でしたが、Oさんがご存知でした。
しばし、話が弾みました。
出会った人との別れも告げて、↑シロモジの葉を見ながら、帰ってきました。
11時49分、砥石権現に再び帰り着きました。
いろいろな紅葉を見ながら本当に楽しそうな登山ですね。葉を見ながら樹の名前を考えていくのが面白そうです。カナクギノキは初めて知りました。確かにクロモジなどの花芽に似ていますね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2015-11-10 08:03
多摩NTの住人様、こんばんは。
紅葉の時期は樹木の名前を知るには絶好のチャンスですね。
紅い実がなって、黄葉する木と言えばアオハダとばかり思い込んでいましたが
アオハダの葉はもっと幅が広いです。
アオハダはモチノキ科の樹木で、カナクギノキはクスノキ科、まったく違う科の
樹木ですが、樹肌や果実が何となく似ているので、見分けるポイントは葉っぱだと
思いました。
投稿: keitann | 2015-11-10 22:18