内子~川内お花見ドライブ&花散策、その4、皿ヶ嶺の早春の花
小田深山から再び下ってきて、今度は久万高原を通過し上林峠経由で皿ヶ嶺を目指しました。
この間のドライブが素晴らしかったです。
内子ではすっかり葉桜になっていた桜が、久万高原など標高の高い場所を通るおかげで、満開の桜並木を楽しむことが出来たのでした。
花を堪能しながら、皿ヶ嶺の登山口である水ノ元についたのは14時半頃でした。
ここでいったん車を下りて、咲いている花を見てみました。
↑小田深山ではまだ咲き始めだったサイコクサバノオが何とか咲いていました。
この花は下向きに咲くので、花の内側を見るのはなかなか難しいのですが、斜面に咲いている株があったので、苦心して花を撮影します。
上からの撮影です。
マクロレンズでの撮影ですが、結構、毛の多い植物です。
まだ春浅いので、葉っぱなども茶色い色をしています。
↑こちらは因みに本日(4月30日)撮影のサイコクサバノオです。
葉も緑色になっていますね。
↑再び4月9日撮影のサイコクサバノオですが、花はこの頃が綺麗ですね。
花弁の裏の黒っぽい筋と淡い黄色の葯の色の取り合わせが素敵です。
初めて見てから10年以上経つ花ですが、一目ぼれして、それ以来、毎年気になる花です。
実物は小さい花ですから、大きな派手な花がお好きな方は、実物をご覧になるとがっくりされることでしょうね。
香川ではもう終盤だと思うアワコバイモもまだまだ綺麗でした。
この日はトサコバイモとアワコバイモの両方のコバイモを見ることが出来たという贅沢な一日でした。
皿ヶ嶺には何種類もの花が咲くので、春の間でも何度も行きたい山ですが、4月上旬はネコノメの仲間やアワコバイモ、サイコクサバノオなどを見る二は丁度よいですね。
皿ヶ嶺には大群生しているハシリドコロの花もまだ咲き初めでした。
こちらはブルーのヤマエンゴサクで、これも大好きな花です。
下に見えているのはコンロンソウの葉っぱですね。
てんでんばらばらの方角を向いて咲いているのはミツバテンナンショウで、まだ葉っぱが出てないです。
14時50分、風穴の駐車場に移動して皿ヶ嶺に少し登ることにします。
登るとなれば時間の余裕があまりないのですが、コーヒータイムは私たちには欠かせないということで、皆で持ち寄ったおやつを出してコーヒータイムと相成りました。(^_^;
私が持参したのは包装紙も可愛い六花亭のチョコレートと文旦です。
こういうひと時がたまらなく心地よいですね。
15時10分・・・・普通なら下山する時刻に登り始めます。
この時間からだと竜神平まで行くのが精いっぱいです。
登山道に咲いているハルトラノオが採っても可愛い・・・
ハルトラノオってやっぱり早春の花なんですね。
シロバナネコノメソウもまだ咲き始めたばかり。
皿ヶ嶺ではお馴染みのヤブレガサとハシリドコロの芽出しです。
まだまだ春浅き・・・・という眺めです。
下界では桜花咲き乱れ春爛漫ですが、標高1000m近いこの場所ではまだ春は始まったばかり・・・。
黄色い点々はアブラチャンの花でしょうね。
ブナの木も見え始めましたが、芽吹きはまだ半月後ですね。
スミレもまだ咲いておらず、一か所でたぶんナガバノスミレサイシンと思う花芽を見かけました。
16時丁度に竜神平に着きました。
タイムリミットでした。
それでもこの日はこの季節にしてはやけに気温が高く、登っている最中に、汗がだらだらと流れました。
冬の佇まいを色濃く残している愛大小屋周辺の眺めです。
だんだん湿原らしくなくなっていく竜神平を少しだけ眺めたら、さぁ下山の時刻です。
16時48分には駐車場まで帰ってこれたのでやれやれでした。
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