12月11日に恒例のムラサキセンブリ散策へ
前の記事にも書いたように、12月3日は思いがけず犬返しを歩くこととなったのですが、そうでなければその時期は高知にムラサキセンブリを見に行ってたことと思います。
例年ですと11月末か、12月初めに行ってるのですが、今年は開花が遅かったため11月には行きませんでした。犬返しの翌週、さすがにムラサキセンブリには遅いかな?と思っていたのですが、岡山のYさんから連絡が入りムラサキセンブリを見てみたいとのことです。
今年は自生地にまだ一度も行ってないので、高知の山仲間の方や前の週に行かれた香川の山仲間の方にメールや電話でムラサキセンブリの様子をお尋ねしたところ、まだ咲いているとのことでした。
そこでいつもの山仲間Pさん、Rさん、そして岡山のYさん、Fさんで高知に行くことになりました。散策後はもちろん山を軽く歩く予定です。
高知の山仲間のTさん、Aさんにもお声がけしたところ、お二人とも同行してくださることになり、この週も賑やかに歩けそうです。
女ばかり5人、Rさんの車に乗り込んだらお喋りが弾み、高知道もあっという間に走ってしまいました。
待ち合わせ場所ではすでにTさんが待っていてくださって、高知の日曜市で買い求めたという「芋天」を保温して、まだ熱々なのをご馳走してくださいました。あまりサツマイモを食べない私ですが、これは美味しかったですね。
↑ちょっと花の時期には遅かった感がありましたが、それでも十分楽しむことができたムラサキセンブリです。
岡山からみえたお二人は、無造作に咲いているのに驚いているようでした。
無理ありません、私も最初はそうでした。
後で山歩きをするため、朝9時前の訪問なので、まだ日陰に咲いている花も多いです。
↑日の当たる場所で咲いている花はやっぱり生き生きとして見えますね。
6弁の花が二つくっついたような変わった花でした。
何度も来ていますが、香川にはこんなに無造作に咲く場所はありませんので、羨ましいような気もしますが、あまりたくさん咲いていると逆に撮影が難しいというのもあります。
いつもこの場所で咲いているヤナギノギクとのツーショットですが、ヤナギノギクはムラサキセンブリよりも花期が早いので、咲いている花はもう少なかったです。
↑何とか咲き残っていたヤナギノギクです。
ヤナギノギクも蛇紋岩地でしか見られない花です。
今年はとうとうヤナギノギクの母種であるヤマジノギクは見そびれてしまいました。
ヤマラッキョウはまだまだ見ごろでした。
白花のヤマラッキョウも咲いていて、初めて見ました。
↑蛇紋岩地ですからトサミズキも自生していて青空に白い雲、そしてトサミズキの冬姿です。
とはいえ、この日は朝は良く冷え込みましたが、日が昇ってからはずいぶん気温が上がりました。
なんとまぁ、オミナエシも咲き残っていました。
↑オケラの花後の姿です。
カラマツソウの仲間の黄葉が可愛い・・・。
12月11日というのにウメバチソウも咲いていました。
広島の比婆山で咲いているのを見たのは9月10日ごろですから、あれから3か月たってもまだ高知では見ることができるんですね。
緯度の違いと標高の差で、こんなにも花期に違いがあるのです。
↑蛇紋岩地を散策されるAさん。
この日は素晴らしい青空が広がり、この後の山歩きも楽しみです。
コメント有り難うございます。当方ではセンブリは見られますがムラサキセンブリは見られません。一度見てみたいものです。
先日、採取してきたセンブリの種子を、今日、植木鉢に蒔きました。果たして発芽するでしょうか。楽しみです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2016-12-25 13:53
多摩NTの住人様、こんばんは。
ムラサキセンブリは全国的に見てもまだ珍しい花のようですね。
高知の蛇紋岩地では雑草のごとく咲いていますので、リタイヤされたらまた
ご覧になりにいらしてください。
センブリの栽培はムラサキセンブリの栽培より難しいみたいで、私も発芽は
しましたが開花まで達したことがありません。(と言っても種まきしたのは
一度だけですが)
投稿: keitann | 2016-12-25 23:11