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2017-12-21

清滝山と石土の森へ、その2、ウスベニニガナを見る

お天気も最高で展望を楽しんだり、文旦の黄色い実を眺めながら歩くのは、まさに里山ならではの歩きですね。

ウエアは一枚で、その上に薄手のチョッキだけですが、それでも汗が出るぐらいの陽気で、寒かった寒風山、曇りだった峰山歩きと続きましたが、ようやく高知らしい歩きとなりました。確か、去年もムラサキセンブリの後の南嶺がお天気が良くてとても12月とは思えない歩きだったのでした。

そのうえに、この日嬉しかったのは・・・・

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2年ぶりか3年ぶりか思い出せないのですが、ウスベニニガナも見られたことでした。

海岸近くに冬でも咲いているピンクのニガナです。

以前は安和海岸で見かけたものでしたが、最近、見かけなくなりました。

海から少し離れた山地にも咲いているのを見たことがありましたが、今回はそのパターンですね。

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冬場にピンクの花はいかにも暖かそうでいいですよね。

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再び、太平洋が見えてきたので、同じ画面に無理やり文旦を写し込みます。

文旦の黄色も、初頭には嬉しい色合いです。

Pc025657何を思ったか、文旦とウスベニニガナのツーショットまで撮っていました。

ピンクと黄色って、まるで春の色の組み合わせです。

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道沿いにヤクシソウもまだまだ溢れんばかりに咲いていました。

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これはシロヨメナ?

まだ咲いてるんですね。

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山頂方面を見上げるとハゼなのかコナラなのか、赤っぽい色に染まっています。

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眼下には田園地帯の中を高速が通っているのが見えます。

高速を走っていても、この辺りは山の斜面に黄色く色づいた文旦をよく見かけます。

Pc025674これは香川の里山でもよく見かけるヤブコウジですね。

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あれ。これは?ヤブコウジとよく似ているけど、葉に毛があるし赤い果実もヤブコウジより小さ目です。

Aさんがツルコウジだと教えてくださいました。

香川の里山では全然見ませんが、この山ではツルコウジのほうが多そうでした。

ところ変われば品変わる・・・なんですね。

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やがて、Aさんがまるでえぐれてしまったような道を辿り始めました。

いつまでも楽ちんな林道歩きとは、いきませんでした。

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11時19分、「石土の森登山口」と書かれた道標までやってきました。

この山は道標が少なくて、これは唯一見かけた道標かもしれません。

ここから先はちょっとした登りが続き、またまた汗が吹き出しました。

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ミツバツツジの紅葉かな?

綺麗に染まっていました。

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少し登ったら、やっと平坦な道になってくれました。

下から見上げた時もそう見えましたが、いったん稜線に出てしまったら、あまりアップダウンはなさそうです

Aさんが教えてくださったのですが、境界のしるしにときどきササが植えられていました。

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1時45分、キティ山岳会の山頂表示があり「清滝山」となっている場所を通過しますが・・・

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そこから2分ほど歩いた場所に祠があり、こちらがほんとの山頂ではないだろうかとのことでした。

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清滝山らしき場所を過ぎても、まだそのまま進みます。

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Aさんがソヨゴの木を見つけてくれました。

ソヨゴも高知の里山には少ないそうですが、香川には多い木ですね。

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アップダウンはあまりないと言っても、多少は登ったり下ったりしながら進みます。

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12時5分、またしても祠があったので、ここが石土の森かと思えば、これはただの祠だったようです。

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進むことしばし・・・

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12時9分に石土の森山頂に到着しました。

登る前は、この日登るのは標高350m程度の山だから清滝寺からの標高差は200m程度と予想していたのですが、登りがかなり堪えたのです。標高差300m以上を登ってきたのですから、予想していたのより100mも余分に登ったわけです。堪えるはずですね。(^_^;

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山頂にも、やっぱり祠が祀ってありました。

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そして、三角点もありました。

普通なら山頂でお昼休となるところですが、ここから少しいったところにパラグライダーの基地があって、そこが絶好の休憩場所なのだそうです。

コメント

こんにちは。ウスベニニガナは知りませんでした。ニガナとは全く違う形ですね。アザミの仲間と思ったら、ウスベニニガナ属という属名があるんですね。勉強になりました。

多摩NTの住人様、こんばんは。

ウスベニニガナはウスベニニガナ属なんですね、私も属まで気にしてなかったのですが
日本に自生するのはこの属ではウスベニニガナだけみたいですね。
同じ四国でも香川や愛媛では見ない花ですが、高知ではちょくちょく見られます。
園芸種にカカリアという花があって、よく似ていますが、属名はEmilia sagitataと
なっているようです。時々、育てることがあります。

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