高知五台山のミニ八十八か所巡り、その2、シハイスミレ
五番札所のある場所はよく見ると神社になっていました。
↑名前は海津見神社となっています。
この後も、いろいろな神社のそばを通ることになります。
私は植物に興味のある人間なので、神社仏閣よりもどちらかというと花や木を見ながら歩いているので、この神社ではモミジが早くも芽吹きしているのに驚きました。
これを見たのが3月10日で、それから10日経った今も我が家のモミジは芽吹きすらしてないのですから、高知がいかに早いかというのがわかります。
境内にはフユノハナワラビもありましたが、さすがに花の咲き始めている3月ともなればフユノハナワラビを見ても有難味が薄いですね。(^^;)
写りが悪いですが、ムラサキケマンももう咲いていました。
ムラサキケマンは我が家に蔓延ってしまって見かけたら抜いているぐらいなので、これもちょっと有難味が薄いです。
オドリコソウも登り始めから株はいくらでも見かけていましたが、ここにきて咲いている花を初めて見ました。
例年だと、島などに行けば早くから咲いている花ですが、今年は寒かったのでこれが初見でした。
ちょっとした展望のある場所に出ました。
後でログ図で確認したところ、これは五台山から南を眺めていたようです。
小高い山の向こうはもう太平洋になっているようです。
ここでヒサカキらしき花も発見。
葉が香川で見るヒサカキより大きめだと思いましたが、ハマヒサカキではなさそうなので、ヒサカキということになりますかね。
これも開花は香川より相当早いです。
民家の屋根が見えてきました。
ここから再び、石段を登り始めます。
嬉しいことに、こんなところでシハイスミレが咲いていました。
午前中のハイライトですね。
しかも2株も咲いています。
香川では3月10日にシハイスミレが咲いているなんて考えられません。
高知は何でも早すぎ・・・
私にとっては札所参りよりも植物散策の様相を呈してきました(^^;)
シハイスミレの咲いていたすぐ上に、六番札所がありました。
安楽寺です。
9時17分通過です。
下を見ると、結構急な石段になっています。
五台山は標高わずか150mですが、登ったり下ったりを繰り返すので、累積標高差は800mを超えるそうです。
続いて岩の間に七番札所の十楽寺。
なおも登って行かれるYさん・・・
こんなところでもムサシアブミが咲いています。
おそらく五台山全体では何百株と咲いていたと思います。
再び、竹林の中を歩いていきます。
八番札所の熊谷寺。
実際の札所も七番ぐらいまでは車で回っていると思うのですが、熊谷寺はまだ訪れてないような?
九番札所の法輪寺も順調に巡ります。
この先はそのまま山道を歩いても行けるそうですが、いったん、下ったほうが巡りやすいそうで下ることに・・・
下る途中、カキドオシも咲いていました。
ほんとに春の花がオンパレードですね。
おまけにここのオドリコソウは撮影しやすいです。
9時34分、いったん、住宅街に下ってきました。
この辺りは標高3mほど。
青空に紅梅の花が鮮やかですね。
こちらは淡いピンクの梅。
山野草は大好きですが、庭の花も好きなので住宅街歩きも楽しいです。
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苺のビニールハウス横も通ります。
Yさんのお話ではこの辺りは高知のイチゴ産地になっているそうです。
住宅街から再び石段を登って山に向かうようです。
と思ったら、石段を少し登ったところで休憩にしますとのYさんの声。
休憩にばかり気を取られていたら、ここも札所だったようです。
言われて気づき、あわてて撮影したのは十番札所の切幡寺でした。
切幡寺の後ろに早咲きの桜が満開に咲いています。
ここで初めての休憩となりました。
軽く汗をかき始めたので、持参のイチゴを出して皆さんに食べていただきます。
Yさんは早くもおにぎりをほおばっておられる様子で驚きました。
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