初めての薬研谷でアケボノを見る、その8、四国のみちを歩いて下山
考えたら最初に岩場でお昼を食べてから、一度も休憩を取っていませんでした。
この日は気温も高くて水分補給が必要でもあるので、車道に出て尾根道を登る前に休憩です。
丁度ベンチもあってもってこいの場所ですね。
↑休憩場所からは先ほど出会ったばかりの車道がよく見えています。
でも、私たちが車道と出会った場所から山側は通行止めになっていましたので、まだ使えないようです。
いったいどこまで、この車道が通じるんでしょうね。
Yさんからこの日は黄桃のデザートが配られました。
いつもいつもごちそうになってばかりです。
地面に置いていたザックをを何げなく持ち上げたら、すぐ近くになんとコバイモの咲き終わった株がありました。
慌てて、その辺り中を探し回ったら、かろうじてまだ咲いている株がありました↑
アワコバイモですね。
そしてナガバノスミレサイシンも咲いています。
うろうろしていたら、先ほど岩場で一緒になったグループの方たちがやってきました。
その方たちには先に行っていただいてから、私たちも出発です。
こんなところにワチガイソウと思ったら、これはヒナワチガイソウのほうですね。
大きなヤマザクラを見上げながら歩きます。
先ほどはピンボケでしたが、またまたヒナワチガイソウ・・・
割と花の綺麗なナガバノスミレサイシンも・・
ここは四国のみちで、大道丸の少し手前にあった大河原高原への分岐に登っていく道だそうです。
なるほどなんとなく、コースが頭に入ってきました。
ブナなども混じった気持ちの良い自然林の中を登りますが、この登りがこの日一番の登りだったかも・・・
ここでも落ち葉の中で咲いているヒナワチガイソウ・・・
登るにつれて、コミヤマカタバミが出てきました。
道はトラバース気味になり始めました。
法面にはシロバナネコノメソウの群落が見えています。
先ほど出会った車道が見えてきました。
結構登ってきたかな?
向こうには大河原高原が見えていて、風車も見えてますね。
もう10mほど向こうに大河原高原への分岐の道標が立っているのが見えた時、足元にフデリンドウが咲いていました。
あれ、画像失敗ですね。
ほかの花は全部「おねんね」してました。
先ほどのグループの方たちが待ってくれていて(たまたま休憩中だったかも?)「良い風が吹いてますよ」と教えてくれました。何しろこの日は暑かったので、ずっと登ってきたので汗だくなのです。
私たちが着くと同時に先ほどのグループも出発されました。
若い女の子が最後を歩いているので、この女の子がもしかしたらガイドさん?
愛媛からのグループだったようです。
後は、朝に歩いた道を引き返すだけです。
往路でPさんが見つけておいてくれたスミレとコミヤマカタバミのツーショットを撮影します。
鳥居の横も通過したら・・・
15時34分に登山口の車道まで下ってきました。
Yさんのご主人の頭の怪我も大したことなくて何よりでした。
柴小屋休憩所の駐車場の車もほぼ姿が見えなくなっていて、皆さんほぼ下山されたようです。
静かに東屋で私たちも最後の休憩をしてから、車に乗り込みました。
↑このコースの説明が書いてありましたので撮影します。
この説明板にある説明から、ここのミツバツツジはアワノミツバツツジではないかと推測しました。
帰りは岡山のFさんがまだ見たことのないというユキモチソウを車の中から探すべく、Pさんと私とで窓から目で追います。
シロバナネコノメソウの群落が目についたので、まず車を停めてもらったら。。。
丁度その場所にトリガタハンショウヅルも咲いていました。
ユキモチソウはPさんと私とが同時に見つけ、「ユキモチソウ」と叫びました(^^;)
今まで見たことのないほど大きくて立派なユキモチソウで、Fさんに喜んでいただけて良かったです。
それにこれで心置きなく帰れますね。
ユキモチソウが咲いていた場所には上のほうにヤマブキがまだ綺麗に咲き残っていました。
長い下り坂を下って神山の道の駅に着いた時にはやれやれという気持ちでした。
道の駅で私には珍しくゆずのシャーベットをいただきましたが、これがさっぱりして美味しかったです。長い道のりをYさんのご主人に運転していただいたおかげで、数年ぶりに見事なアケボノツツジを見ることができて、良かったです。道もわかったので、これからは自分でも薬研谷へ行けますね。
↓この日歩いたログです。
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