11月中旬の花散策にて、リュウノウギクとシマカンギクの交雑種のキク
ムラサキセンブリやキッコウハグマも見られるととても嬉しい花ですが、それ以上にここでしか見ることができない花が今年も咲いていて、喜びました。
それはリュウノウギクとシマカンギクの交雑種であるキクの花です。
↑南から射す陽射しを浴びて、気持ちよさそうに咲いていました。
色は淡い黄色です。
頭花はリュウノウギクほど大きくなく、花径は精々2~3センチというところです。
ですから花の大きさではシマカンギクに似ています。
花はシマカンギクとリュウノウギクの丁度中間的な色合いと形をしていますね。
葉はどうでしょうか?
↑リュウノウギクが11月半ばには里山でも群生しています。
↑リュウノウギクの葉は3中裂しています。
この山ではリュウノウギクとシマカンギクの両方が咲きます。
↑交雑種のキクの近くで咲いていたシマカンギクの花・・。
葉の形は5中裂しています。
交雑種のキクの葉は5中裂なので、形状はシマカンギクに似ていますが、質感は両方の中間的な感じです。
晩秋の香川の里山を彩ってくれるシマカンギクも可愛くて大好きな花です。
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