11月中旬の花散策にて、リンドウ、ヤマラッキョウ、ヤマハッカなど
香川の里山にはキキョウは比較的よく残っているように思いますが、リンドウとなるとあまり見かけません。
キキョウにしてもリンドウにしても、子供時代に父に連れられて山歩きをしても見たことがなかったので、花屋さんで買う花と思い込んでいたふしがあります。
野草散策をするようになり、石鎚や剣山など高山ではリンドウもアサマリンドウもよく見かけるようになりましたが、里山でリンドウを見たのは15年ほど前に見かけたぐらいで、これも翌年には消えてしまってました。
それが今年は里山を2日連続で歩いたのですが、2日ともリンドウに出会うことができました。
↑思いがけない場所に咲いてくれていて、嬉しくなりました。
里山のリンドウはほんとに貴重な花です。
乾燥した山道に、今にも枯れそうな姿で咲いていたリンドウ・・・
よくぞ残っていたと褒めてやりたいです。
くさむらでは、人の背丈ほどにも伸びたリンドウがあって、これにもびっくりしました。
ヤマラッキョウのほうは香川の里山では結構見かけることが多いです。
岡山の山仲間の方に「ヤマラッキョウ、多いね」と言われて、初めて気づきました。
そういえば、岡山の蒜山でも数が少なかったです。
ほかにもヤマラッキョウを見かける里山はいくつかあるように思います。
ヤマハッカも今年は見そびれてしまったかと思っていたら、11月半ばにまだ咲いていてくれました。
これも香川の里山ではごくふつうに咲いています。
花をよく見ると、キツネやネズミの顔に見えませんか?
ヒキオコシもそうですが、いつもキツネの顔に見えてしまいます。
ハッカとはつきますが、香りはありませんので・・・
どういう訳か、もうツルリンドウは果実の時期だというのに、花が咲いているのまで見られました。
ピンクのノコンギクかな?
こんな色合いは珍しいですね。
センボンヤリは秋の閉鎖花が果実になっていました。
春の花とは似ても似つかないのが面白いです。
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