伊尾木洞~東山森林公園、その2、シダ多し
いよいよ洞窟内に入りますが、こういう場所に入るのはちょっと久しぶりなので、少し緊張しますね。
↑こんな海に近い集落の中に洞窟があるなんて、ちょっと奇妙な気がします。
香川はふつうの海や山しかありませんが、やはり高知は香川から見ればワンダーワールドですね。
↑洞窟内に入って、上を見上げます。
鍾乳洞とはやっぱり違うような?
振り返ると、やっぱり暗い・・・
ヘッドランプが要るかな?と思ったけど、そこまでではありませんでした。
何しろ、洞窟の形状をしている距離が短いのです。
岩肌から水が滴っている場所もあって、梅雨時はあまり来たくないかも・・・
意外とすぐに洞窟は抜けてしまい、空が見えるようになりました。
シダの説明書きがあります。
伊尾木洞はシダの種類がいろいろ見られるスポットらしいですね。
シダの説明に見入る二人・・・
私はシダに関しては門外漢もいいところなので、読み飛ばします。
あれ?ムサシアブミが出てきました。
皆で大喜びします。
前夜、Pさんからのラインでは「今回の歩きは花はありませんよ」と言われていたので、花は全然期待してなかっただけに、嬉しかったです。
この後もムサシアブミは至る所で咲いていて、去年の五台山と言い,、高知にはほんとにムサシアブミが多いんだと実感しました。
「滝まで300m」の道標
へ~、滝まであるんですね。
シダだらけの谷を歩きます。
先ほど出てきたばかりの洞窟の前にRさんがモデルで立ってくれました。
その後は、小さな流れに沿って歩きます。
上を見上げるとヤブツバキの花や竹藪が見えます。
これは先ほどの説明板にあったハゴロモシダ?
斑入りなので、これだけはわかりやすいです。
綺麗なシダですね。
おや、これは?
久しぶりに見かけたツルコウジのようです。
ヤブコウジの仲間ですが、香川では見たことがないです。
前回見かけたのも高知の低山のことでした。
シダで青々とした中を歩いていきます。
矢印が要所要所にあるので、行先はよくわかります。
手水鉢のような石を発見。
いただいた説明書きを見ると、ここはもと神社があった場所のようでした。
橋を渡りますが、しっかりした橋のようですが念のため一人ずつ渡りました(^^;)
梯子場もあります。
マムシも夏場はいるようなので、サンダル履きでの歩きは止めた方が良さそうです。
あれ?今度は白い実?
これはイズセンリョウの果実のようですね。
葉っぱなど見ると、やっぱりイズセンリョウでした。
今年の冬に香川の低山でも見かけましたが、イズセンリョウも結構あちこちで見ますね。
こんにちは。こういう洞窟を見ると子供時代に戻りますね。こんな場所なら一日中遊んでいられました。
投稿: 多摩NTの住人 | 2019-03-28 08:30
keitann様 こんにちは
ムサシアブミは未だ見たことのないもので、自生のものを一度は見たいと願っているものです。
それが、あるところに行けば、自生をたくさん見られるのでしたか。
ここのシダ群落は国の天然記念物指定になっているのですね。
シダ植物が天然記念物になるということはやはりこの地が、牧野先生の出身県に拠るのでしょうか。
洞窟というものには特有の雰囲気があるものですね。
その後は滝の探勝となるようですが、果たしてどんな滝があるのでしょう。
投稿: ぶちょうほう | 2019-03-28 10:00
多摩NTの住人様、こんばんは。
男の方は、やっぱり洞窟みたいな場所がお好きなんですね。
探検心をそそられるんでしょうか?
私は田んぼの真ん中で育ったせいで、いまだに見渡す限り田圃とか畑になってる
場所が好きですよ。
投稿: keitann | 2019-03-28 21:47
ぶちょうほう様、こんばんは。
ムサシアブミは高知や徳島南部にはずいぶん多いみたいです。
やはり野草の撮影をされる知人の方が長崎にいらっしゃるのですが、長崎でも
まるで雑草みたいに生えていると仰ってます。
この日も100株は超える数を見ました。
我が家のムサシアブミがなかなか出てこないと心配したのですが、今朝、ムサシアブミも
ユキモチソウも無事に出てきました。
地植えにしておくと、意外と丈夫で、毎年咲いてくれます。
伊尾木洞は前夜の検索でシダ類の宝庫と知りました。
高知は一体にシダが多くて、綺麗なシダが多いですが,それでも天然記念物となるからには
よほど種類が多いんでしょうね。
山登りの取り掛かりに洞窟を歩いたのは初めてのことで、良い経験になりました。
投稿: keitann | 2019-03-28 22:00