初めての中津峰山へ、その6、シハイスミレを見ながら山頂へ
登りが緩やかになったので、やれやれと思いながら道沿いの花を楽しみます。
たぶん標高は650mは完全に超えたと思うのですが、最後の一登りと言うところですね。
クロモジの花が出てきて目を楽しませてくれました。
丁度見ごろの時期です。
クロモジの花は四国の山でもよく見かけるし、岡山の山でもよく見るので、その年のクロモジの綺麗な花をどこで見るかは年に寄って違うのですが、今年は中津峰山がジャストでした。
アセビも真っ白な花を見せてくれて、ここまで登ってくると麓の春爛漫とは違い、まだ早春の雰囲気が残っています。
まだ綺麗に咲いているヤブツバキとクロモジのツーショット。
あら、ここまで来たらシハイスミレが出てきました。
この日5種類目のスミレです。
今年は3月17日に高知の低山でシハイスミレを見てからというもの、シハイスミレを何度も見ることができました。
葉は少し斑入りっぽい葉で綺麗ですね。
道沿いの樹林はたぶんツツジなどの低木だと思うのですが、その株もとで咲いています。
いつも思うのですが、低山で咲くシハイスミレとちょっと標高を上げた場所で咲くシハイスミレとは、同じシハイでも雰囲気が違います。
ここまで来ると、道はほぼ平坦です。
やれやれ・・・
白花のシハイスミレも咲いていました。
登山道の向こうに車道でが見えてきました。
12時45分、車道に合流します。
これが山頂直下を通っているという車道ですね。
下から車でこれを登ってくれば、ほとんど歩かなくてもよいみたいです。
日当たりの良い、車道沿いに出たら今度はシロモジの花が見えました。
まだ咲き初めでしたが、日陰を好むクロモジとの自生地の環境の違いがよくわかります。
標高25m程度のところから標高800mr近くまで足で登るということは植生の分布がほんとに良くわかるということです。
行く手に鉄塔が見えてきました。
運動公園から見上げた時に鉄塔が見えましたから、山頂は鉄塔の近くということです。
道標がありました。
中津峰山山頂へは右に15分歩くらしいです。
ここもほぼ平坦な道で、道沿いにはシハイスミレ・・
春のうららかな日差しを浴びて、幸せそうです。
花つきの良いアセビもあります。
道沿いには雰囲気良さそうな自然林が広がります。
徳島の東のほうの山は大川原高原と言い、こういう雰囲気が多いですね。
12時59分、山頂に着きました。
標高は773m。
香川だと大麻山をはるかに超えていて、同じぐらいの標高の山は阿讃山脈近くまで行かなければありません。麓からきちんと登山道がついているこういう山があるとよいトレーニングになるのですが・・・
それにしても運動公園を登り始めてから、4時間近くもかかりました。(^^;)
花も多かったし、いつもの私のゆっくり歩きのせいですね。
寄り道も結構しましたし・・・・
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