何とか間に合った高知花散策、その2、大平山のコウヤボウキ
コセリバオウレンを思う存分眺めたら、次は高知市内の里山・・・大平山登山です。
病み上がりの私のために、Aさんが標高150mほどの歩きやすい山を考えてくださったようです。
ちょっと前に標高400m余りの飯野山に登っているので、標高150mの山なら大丈夫でしょう。
↑登山口にあった案内板を眺められているAさんとRさん。
前夜に地図で確認すると大平山は桂浜に近い山のようです。
桂浜とは間に浦戸湾をはさみますが、直線距離だと1キロとか2キロぐらいみたいです。
南国の道の駅に帰ってからは別々の車で移動することになり、私たち3人はRさんの車でAさんの後を追っかけました。登山口は仁井田公園という公園にあるようです。
↑仁井田公園の駐車場。
偶然らしいですが、Rさんが今度買い替えた車とAさんの車は同じ車種だったとか・・・
公園では少年野球の練習中でしたが、明るい日差しが射してまるで春のようです。
私とPさんは公園のトイレをまずお借りしました。
トイレに行く途中に咲いていたのはシロバナタンポポではなく、黄色いタンポポでした。
高知だからといって、白いタンポポばかりという訳ではないのですね。(^^;)
うっかりして総苞を見なかったので、何タンポポか確認できず・・・
登り始めは11時20分です。
最初は階段の道が続きます。
階段は手すり迄ついていて、よく整備されてるねと話していたのですが、どうやらここは海からすぐ近く。高知は津波がまともに来るところなので、海岸部に行くとどこも津波対策が取られています。
この手すりはお年寄りが少しでも非難しやすいようにとついているんでしょうねと話したことでした。
香川の人間は渇水の心配しかしてなくて、津波の心配などほとんどしてませんが、高知は津波が一番怖いのですね。
登り始めてすぐにコウヤボウキの綿毛が出てきました。
この前、飯野山で見たばかりでしたが、飯野山ではコウヤボウキの綿毛はすでに飛んでしまって1株か2株でしか見られなかったので、ここでもそうだろうと思って、見たのをまず撮りましたが・・・
道沿いにいくらでもコウヤボウキの綿毛が出てくるではないですか。
おまけになんだか雰囲気が違うと思ったら、枝には葉っぱがまだついていました。
まだ落葉してないんですね。
よほど遅くまで花が咲いていたと見えます。さすが南国高知・・・
綺麗なピンクの綿毛もいっぱい残っていました。
先日、ネットの野草仲間の方がコウヤボウキの萼片をブログで紹介してくださっていましたが、まるで花のような萼片でした。私は萼片にまで注目したことがなかったので、今度、見てみたいと思っていたのですが、見ることができましたよ。まだ綿毛が一つついてますが・・・
登山道のほうは最初の急勾配の階段をやり過ごすと、あとは歩きやすくなります。
何とか山仲間たちの足をそれほど引っ張ることもなく、ついていけたかなとは思うのですが・・・
病気している間に、身体の肉は少し落ちたので、そのぶんましかな?とは思ったり(^^;)
↑見たかったヤブツバキの花も出てきました。
飯野山ではなぜかヤブツバキは咲いてなかったのでした。
高知の海岸近くの山はそういえば、どこもヤブツバキが多いですね。
少しのぼっただけで、展望の開けた場所がありました。
見えているのは南嶺だそうです。
南嶺には今まで何度か登っていて、向こうからこちらを眺めたことはありましたが、こちらから南嶺を眺めるのは初めてのことですね。
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