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2020-12-04

3年ぶりの高知ムラサキセンブリ散策で、その3、キイレツチトリモチとグンバイヒルガオ

いよいよ海岸に向かって歩いていこうとしていたら、入り口に一人の男性がおられて「キイレツチトリモチを見に来たんですか?」と尋ねられました。こんな海岸をザックを背負って歩いているグループも珍しいので目だったんでしょうね。

その方はなんとこの場所のキイレツチトリモチの第一発見者の方だったのです。

そして、自生地に案内してくださいました。

と言ってもすぐそこだったのですが・・・

「その辺りにいっぱい生えているので踏まないようにね」と言われて、最初は「どこ?どこ?」と思いましたが、何のことはない、よく見るとその辺中、キイレツチトリモチだらけでした。

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↑今まで画像では見たことがあって、ベージュ色の中に茶色い模様があって、シックなキノコみたいだな~と思っていたのですが、実物はこんな風なんですね。

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↑日陰の部分ではこんな色合いです。

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目が慣れてくると、あそこにもここにもうじゃうじゃと出ていてびっくりしました。

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大きいのや小さいのがあります。

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第一発見者の方が説明してくださったのですが、よく覚えられなかったので、検索してみたら、白いのが雄花だそうです。

茶色いのは雄花が枯れた跡なのだとか。

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↑保護されている場所の前で、こんな案内板が立てられていました。

何の勉強もせずに、このような珍しい植物を見られてAさんに感謝ですね。

そして、第一発見者の方のお話では、海岸にはちょうどグンバイヒルガオも咲いているとのことです。

なんと運が良いのでしょう。

でも、その前にお腹もすいたことなので、海岸でお昼にするとしましょうか。

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↑高知の道の駅で買ってきたお寿司は野菜やコンニャクで作られたヘルシーで優しいお寿司です。

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↑Aさんが撮影された私たちのお昼休憩の様子

この日は里山歩きと聞いて、気が緩んだ私は帽子を忘れてきていたので、きつい陽射しを避けるのにタオルマフラーを頭の上にかぶってお食事でした(^^;)

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こんな眺めを見ながらお昼をいただきました。

でも暑くて食後のホットコーヒーはとても飲む気に慣れず、冷たいコーヒーが欲しいと思ったぐらいです。

そういえば、帽子を忘れただけでなく、この日はペットボトルの冷たいお茶まで忘れてしまい、この次は山に一つ登る予定なので、どこかでお茶を調達しなければ・・・

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グンバイヒルガオを探しながら歩いていたら、Rさんがハマゴウの咲き残りを見つけてくれました。

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海岸沿いの林の縁ではノジギクが無造作に咲いています。

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Aさんが一足先にグンバイヒルガオを見つけてくれていました。

名前は聞いたことがあったけど、こんなヒルガオなんですね。

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特徴的な葉がわかるように撮影しました。

葉が軍配の形をしているので、その名があるんですね。

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グンバイヒルガオの周囲はロープで囲ってありました。

↑皆さんの観察風景

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↑太平洋とグンバイヒルガオの後ろ姿

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初見の植物2種類も見られたので満足して車まで帰っていると・・・

タカサゴユリの咲き残りもありました。

やっぱり暖かいんですね。

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最後に、ノジギクと海を撮影します。

お茶は幸い、車を停めた場所からそう遠くない場所で自販機があったので調達できました。

コメント

こんにちは。キイレツチトリモチは見たことがありません。キノコではなく寄生植物なのですね。実際に見てみたいですが、九州などに分布しているのですね。

多摩NTの住人様、こんばんは。
ツチトリモチはミヤマツチトリモチやツチトリモチなどありますが、それぞれに
自生する環境が違いますね。
キイレツチトリモチはトベラに寄生するので海岸に自生するようです。
ヤッコソウと同じで、暖かい場所だけで自生するようですが、探せば関東にも
自生があるかもしれませんね。

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