芽吹き始めた県境で春の花を見る、その1、イチリンソウが咲いている
3月にユキワリイチゲやアワコバイモを堪能した谷に今度はイチリンソウやニリンソウが咲く季節がやってきます。
例年だと4月半ばなのですが、今年は春の花が随分早いので、偵察になってもいいと思い、4月7日に再び訪れてみました。正確にいうと、今年になって3度目です。
↑沢の源頭部に白くまとまって咲いているニリンソウ。
ニリンソウぐらいはあちこちで見られますが、ここは雰囲気がすこぶる良いです。
出発もお昼ちょっと前ぐらいで充分です。
道中、飯野山をバックに穂の上がった麦畑。
今ではそろそろ黄色く色づき始めていることでしょう。
香川の中ほどを中讃と言いますが中讃は麦の栽培が盛んなところで、冬から春にかけて青い麦畑を見ると郷愁を誘われます。
目的の場所が近付くと、山肌の緑も初々しいというか、まだ芽吹きが始まったばかりの色合いです。
空は真っ青。
歩く前に道の駅に立ち寄ったら、スミレがたくさん咲いてました。
いつも車を駐車する場所のサクラもすっかり散ってしまい葉桜になってました。平野部と違う内陸の山間部も今年はサクラが異常に早く咲きましたね。
↑歩きはじめに上を見上げると、早くもシロバナウンゼンツツジが少し咲いてました。
早~~い。
なのに、ヤブツバキもまだ咲いています。
これは花の時期がほんとに長いです。
紫雲出山で眺めたヤマブキがここでも綺麗に咲いてます。
岡山では3月下旬にすでに綺麗に咲いてましたが・・・
お約束のユキモチソウももう真っ白なお餅が見えてますね。
皿ヶ嶺で見たニッコウネコノメソウは香川にはたくさん咲きます。
もう走出枝を出しているツルカノコソウ・・・
これも岡山の天神山でも皿ヶ嶺でも見ていて、これが3度目。
あら…こんなところにもシコクチャルメルソウが咲くのですね。
ここは明るいので、撮影が楽です。
ズームしてみました。
コチャルメルソウと違い、花が赤いです。
そして目的のイチリンソウ…その1輪をまずはget。
昨日、香川の別の場所でもイチリンソウを見ましたが、まだ蕾が硬かったです。
同じ香川の県境部でも花の時期がずいぶん違うものです。
雨が多かったためか、茎も良く伸びて、たくさん咲いています。
ニリンソウ状態のイチリンソウもありました。
イチリンソウとニリンソウは花の大きさや葉の形が違うので見分けられますが、2輪咲いてるのはニリンソウなんて覚えていると、こういう時見分けができなくなりますね。
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