二度目も花いっぱいの雲早~高丸縦走、その5、エントツ山さんとの出会い
シャクナゲがあちこちで咲いているので、歩きながらも撮影しないわけにはいきません。

↑歩いているすぐ横で咲いていて、撮影もしやすいしとても綺麗なシャクナゲでした。

↑この株など、私の腰辺りで咲いています。
普通はシャクナゲというと見上げるような場所で咲いているのですが、稜線の株はどれもコンパクトで素敵です。

↑Aさんの撮影風景

水滴をいっぱいまとったカタクリですが、ちょっと変な咲きたかたをしてますね。

アップダウンのほとんどない歩きなので、この辺はとても楽でした。

大きなミツバツツジが咲いていて、Aさんは近づいて撮影されています。

その後もだだっ広い尾根を歩きますが、こういう場所はシカが走り回るので、ずいぶん荒れています。

頭上に一瞬の青空。

シカに荒らされて、見るも無残な光景です。
7年前にもこの場所の記憶があります。

下りになってきました。
ガスで目指す山が見えないので、どこを歩いているのかがわかりにくいですが、1334m峰の手前にある鞍部を目指して下っているようです。

この日はすれ違った人は数えるほどでしたが、雲早山山頂で出会った徳島の女性ばかりのパーティーの方たちが引き返してこられたのとすれ違いました。
それでも1334m峰までは行ってないそうです。

珍しく、下りでツクバネウツギを見かけました。
これも7年前に見た記憶があります。

どんどん下っていくと・・・

これも7年前にいきなり出てきて驚いたヤマガラシの黄色い花。
外来種か何かと思ったのですが、ずっと前からここに咲いているそうで、自生のヤマガラシのようです。

かなり下ってきたのか、この辺りではブナの新葉が見られます。

淡いガスの中、下られるAさん
私が最後に下っていたのですが、何やら下の方から話し声が聞こえてきました。
もしかすると、エントツ山さん?

案の定、鞍部迄下ると、平たんな場所があって、エントツ山さんがそこで休憩されていたようです。
時刻はちょうど12時13分。
お昼休憩にピッタリの時間ですね。
早速、ソーシャルディスタンスをたっぷりとって、お昼にしました。

↑Aさん撮影のお昼休憩風景
重いのにここまで背負ってきたお寿司をエントツ山さんはダイエット中とのことで、受け取ってもらえず、荷物を軽くできないままでした(^^;)
因みに山じいさんとAさんには登山口ですでにお渡ししてあったのですが・・・
食後のコーヒーもエントツ山さんがお湯を沸してくださったのをいただき、自分のポットのお湯は使わずじまい。ついでに、天気が良くないのと休憩回数があまりに少なかったのとで、持参のパイナップルも出す場面がなくて、この日は重い荷物がちっとも軽くならないまま最後まで歩いたのでした。
でも、ここでエントツ山さんにお会いして、ずいぶん、楽しい時を過ごせました。

エントツ山さんにとっていただいた記念写真

エントツ山さんはここから少し高丸山方面に進んだブナ林の中でテント泊されたとのことで、今から雲早山北尾根を下られるとのこと。
重そうな荷物です。
おまけに前夜は山の中は雨だったそうで、濡れたテントが重かったそう・・・

12時47分、ザックを背負って西へと歩かれるエントツ山さん。
私たちも高丸山を目指して、いざ出発です。

歩き始めてすぐに、白いのが見えてきました。
あれはシロヤシオですね。
ようやくシロヤシオが咲くあたりまでやってきたようです。

歩いていると目の前にブナの実が・・・
4月下旬に岡山でブナの花を見てますが、この日見たのは、もう果実になってますね。

そしてその後すぐに、痩せ尾根の登りが始まりました。
この痩せ尾根を登り始めると、シロヤシオが咲いているのです。
ここまでは二度来ています。

痩せ尾根を登り始めると、途端にシャクナゲが咲いていました。

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