2度目の白鳥アルプス、その4、ほかの登山者に驚く
石槌山には石の祠があるので、すぐにわかります。
前回来た時は、ここではなくて、一つ手前のかんざし山でお昼にしたのですが、何しろ風が強くて、風を避けて山頂の南に少し下って食べたことを思い出します。

↑祠の前にクッキーの缶みたいなのが置いてあったので、これは登山記録を綴るノートか何かが入っているかな?と思い、開けてみると、ビンゴ。
ノートを開くと、新しくて、まだ今年に入ってからのノートらしいです。
すると、私たちが登った2月23日にもすでに記録している人がいるのでした。
ということは私たちより早く、もう下山したってこと?
すれ違った人はいませんでしたから。
こんな山を歩く人も最近はいるのだな~などと思いました。

祠の北側は4年前にはなかったロープが張り巡らしてあり、下の地面には何やらいっぱい金属棒を差し込んでいて、これは何?
前はこんなものはなかったけど、おかげで展望し難くなってました。

確か、海方面に白鳥神社が見えたはずと思い、画像をトリミングしたら見えてます。
こんもりとした森のようなところが神社です。
その後はお腹もすいていたので、祠の南側に移動してお昼にします。

財布を忘れたので、今日のお昼は用意していたカップ麺ですが、大きいのでこれで十分ですね。
食べていたら、単独男性が登ってこられたので、びっくりしました。
こんなマイナーな山に同じ日に登っている人がいようとはまさか思ってもなかったのでした。
その方はウエストポーチだけでザックも背負われてないのでてっきり地元の方が散歩に来られたのかと思いました。ところが少しお話すると、高松からの方で、引田駅までマイカーで来られ、そこから三本松の駅までJRに乗り、そして三本松の駅から登山口まで歩いてこられたらしいです。
それはずいぶんな距離の車道歩きですね。
それにしても、最近はyamapの普及や、コロナ禍で山歩きっする人が増えてるってことですかね。
「お気をつけて」と声をかけたら、さぁ、私たちもそろそろ出発しましょうか。
14時ごろには下山したいですね。

12時16分、石槌山を後にします。

直ぐに急下りになっていましたが、ロープがありました。
確か、4年前にはロープはどこにもなかったはずと思い、昔の同じ場所の画像を見ると・・・・

↑やっぱりロープはなくて、立ち木を頼りに下ったのでした。

今はロープがかなり張られてました。

↑ロープが見えてます。

ロープ場は先日歩いた大谷山と言い、最近はずいぶん整備が進んでますね。

↑こんな矢印も初めて見ました。
この辺りが下りきったところです。

次はあの山が、帰来山かな?と思ったのですが・・・・
それも甘かった・・・

ネジキの赤い枝がいっぱいです。

砂礫地みたいな場所になってきました。

その急登りの砂礫地をやっとこさで登ります。
すると、登ったところが・・・

↑写真を撮り忘れたので4年前の画像ですが、一枚岩の岩場に出てきました。
虎丸山にもこういうところがありました。

もちろんこういうところは好きなので、今回も行ってみました。
前回は道がわからなかったので、ルート偵察のために行ってみたのですが、今回は二度目で道はわかっているので、面白半分で行っただけです(^^;)

ここからは展望もよく、引田の山が良く見えます。
あれは与治山?
あのあたりも登っているはずです。
道はこの岩場ではなく、ここを右に行くのです。

↑登山道の方から眺める一枚岩

↑丁度道沿いに見えた紅葉の綺麗な木は?
どうもシャシャンボのようだなと思ったら、合っていたようです。
常緑ですから、ほんとの意味では紅葉とは言えないかもしれませんが
果実があれば一発でわかるんですけどね。

砂礫地を過ぎると、今度はコシダが出てきました。
そうそう、この山は後半はシダが多いのでした。

今度はオニシダ。
でも、今回はちゃんと刈ってくれてあって、余裕で歩けます。

↑Rさん撮影の私です。
ヤブ漕ぎということもなく歩きやすかったです。

鞍部まで下ったら、今度こそ帰来山への登りかな?

↑これもRさんが撮影してくれました。
この白鳥アルプスはほんとにいくつものコブがあります。

次の登りも結構急登でした。

でも、道沿いに珍しくクチナシの果実

ヤブツバキはRさんが見つけてくれました。

そして、シダの中の登りになったら、もうピークも近かったはず。
4年前はここはほんとにヤブで、シダをかき分けかき分け登った記憶がありましたが、今回は道がありました。

13時9分、この日最後のピークである帰来山に到着しました。
標高は235,6mです。

ここには立派な三角点があって、大きいと思ったら、二等三角点だったようです。

因みに↑が4年前の帰来山周辺のシダヤブです。
歩くのがちょっと大変でした。
ここでコーヒーでもと思ったのですが、下山してから飲みましょうということになり、そのまま下山にかかりました。

下山の道も問題ありません。

高速や鉄塔が見えてきて、そうそう、最後は鉄塔保線路を歩くはずです。

13時23分「分岐」と書かれた場所に出ました。
稜線から見えていた白鳥中央公園方面への下山道がついているようです。
4年前はそれもわかっていませんでしたが、何やら分岐らしきものはあったのを記憶しています。
私たちはそのまま直進します。

この後は保線路を歩くわけで、道はますます歩きやすくなってきました。

↑まるで高速道路でしょう?

里山に多いソヨゴがここで赤い果実を見せてくれました。

その先は転がり落ちそうな急斜面になってると思ったら・・・・

よく見ると、保線路特有の階段道になってました。
だけど、階段の上には土や落ち葉が積もっていて、ただの斜面にしか見えなかったのです。

こんにちは。相変わらずすごいところを登られていますね。ネジキの新芽はこの時期には良く目立ちますね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2022-03-03 12:30
多摩NTの住人様、こんばんは。
ここは200m台の低山ですので、それほどすごいところではないです。
まぁ、ヤブ漕ぎを少しだけしたので、それがちょっとワイルドでしたが・・・
昔はネジキの枝とは思わず、この赤いのは何だろう?と山仲間とよく話して
いました。
投稿: keitann | 2022-03-03 22:16