シテンクモキリとヤマサギソウ
今年の梅雨は空梅雨気味で、その分、山歩きも例年よりよく歩けたと思います。
6月~7月はランの時期で、そのおかげで今まで見たことのなかったランも見ることができました。
特にシテンクモキリはドンピシャの時期に行くことができました。
↑頭頂部の花芽だけは開いていませんが、まずまず良い状態で見られました。
トリミングすると、面白い顔をしてますね。
まだ2008年に新種として発表されたばかりなのだそうです。
漢字で書くと紫点曇切なのだそうです。
唇弁に紫褐色の斑点があるからだそうです。
↑上から見た画像ですが、葉の形はクモキリソウより大きいです。
株全体が大きいのかもしれませんが草丈30センチ近くありました。
何とも不思議な花を見せてもらいました。
一方、笹原ではこれも数年ぶりでヤマサギソウを見ました。
全体が淡い緑色をしています。
ラン科ツレサギソウ属です。
この仲間は同じように見えてしまい、同定が難しく10年前はずいぶん苦労しました。
今は少しはわかるようになったかなと思います。
花のアップ画像です。
距の形や向きがポイントみたいです。
最後に、これは花の咲いた跡ですが、アオチドリかな?と思っています。
来年、花の時期に再会したいものですね。
おはようございます。
珍しい花が見られましたね。存在さえ知りませんでした。
投稿: おみや | 2022-07-22 05:21
おみやさん、こんばんは。
シテンクモキリやアキタスズムシソウは新種として発表されたばかりの花ですから
ご存じなくて当然の花なんですよ。
ここ10年かそこいらで発表された花ですから、私が花散策を始めたころはまだ
この名前では知られてなかった花です。
四国にも貴重なランが咲いているのがわかって嬉しかったです。
投稿: keitann | 2022-07-22 22:13