芽吹き始めた県境で春の花を見る、その5、イチリンソウを見ながらコーヒーブレークそして下山
前回はあまり上のほうまでは行かなかったのですが、上の方にはアワコバイモやニリンソウが多いので、今回はもう少し上まで確認に行きました。
↑もっと上にもニリンソウが咲きますが、ここで充分満足でしたので、植林帯に変わる手前で引き返すことにしました。
ニリンソウと一緒に咲いていたニッコウネコノメです。
香川の山には結構多いみたいです。
それより上ではまだ芽吹きが始まっていませんでした。
しかし、下を見下ろすと芽吹きの始まった木々。
こんなところにもヒナスミレの葉がありますが、花は見当たりませんでした。
ヒナスミレは葉はよく見かけますが、花にはなかなか会えません。
面白いことに、横一列に並んで咲いているイチリンソウ。
何か示し合わせたかのように咲いてます(^^;)
いつもの場所まで戻り、コーヒーを飲むことにしました。
イチリンソウと新緑を眺めながらのコーヒータイムは最高です。
イチリンソウ画像を何枚も撮影した後、下山することにします。
谷は暗くなるのが早いですから・・・
岩陰で咲くナガバノタチツボスミレはまだまだ初々しいです。
今度はフイリヒナスミレとでもいうべきヒナスミレの葉が・・・
でも花は見られませんでした。
この谷では過去一度だけ、花を見ています。
↑2013年4月15日撮影の、この場所で咲くフイリヒナスミレです。
まぁ、今年は成羽天神山で思いがけず会えたので良しとしましょうか。
石仏を眺めながら、下りは撮影もそれほどしないので、さっと下ります。
芽吹きの中に一輪のヤブツバキ
コクサギも葉を出しています。
湿った沢筋に多いとあります。
納得です。昨日の皿ヶ嶺でも眺めました。
登りでは見たけれど撮影しなかったヤマブキを下りで撮影しました。
↑これは八重になりかけのヤマブキ??
沢沿いには大きなヤマザクラが上の方に咲いていて、花びらが登山道に落ちています。
4月上旬に、こんな山奥のサクラがもう散り始めているとは・・・・
何という年でしょうね。
走出枝を長く伸ばしたツルカノコソウ・・・
例年ならまだこんな姿は見られないと思いました。
下ってから今まで歩いてきた方向を眺めると、ヤマザクラが1本。
橋を渡るときに、前回来た時にフサザクラの花が咲いていた木を撮影します。
これがフサザクラの葉っぱということですね。
花の前、花の後も確認するのが植物散策するものの務めです。
花の時だけを見るようでは勉強が不十分ですね。
今季お初のベニシジミを見ました。
幼虫で越冬するそうですが、ずいぶん早いお出ましでした。
山の上にもこんな早い時期にもうアケビの花です。
今年の春の到来がいかに早かったかということが、こういうところでもわかります。
帰りにはいつものカツラの大木を眺めて帰りました。
すっかり芽吹きが終わって、青々としていました。
車を走らせていたら、白っぽい花が咲いていたので、多分ウワミズザクラだろうと思い、車を停めて撮影します。
今年はその後もずいぶんとウワミズザクラを見かけました。
当たり年ですね。
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