シャガ
シャガは春に山を歩くと必ずといって良いほど出会う花です。それも山奥ではなくて、人が住んでいた跡地などに群生しています。
古い時代に中国から渡来したと言われるそうで、彼岸花やヤブカンゾウなどもやはり人の気配のある場所に咲きます。
我が家のシャガは私が植えたものではなくて、ずっと以前からこの場所に咲いていたようです。植わっているのは倉庫の北側の建物の陰にすっぽり入る場所で、陽射しが一日に2時間ぐらいしか当たらないので、環境としては最適なのでしょう。
なかなか美しい花ですが、一つ一つの花は惜しいことに一日花です。ユリ科アヤメ属。種はつけなくて、根茎で増えます。去年へ春先の雨不足で、随分株が減って慌てて、植え替えなどせっせとしましたが、今年はまた増えています。増えると直ぐに他の植物のテリトリーまで侵入するので、掘り上げて、実家の母が欲しいといっていたので、持って行きました。
シャガという変わった名前は「射干」と書くそうで、私も図鑑を先ほど見て、初めて知りました。
我が家にある花って、放っておくと増えていくような花ばかりですね(^。^;)
シャガは最近我が家に一鉢お迎えして、今3つ程花が咲いてます。とてもかわいいですね。野生の物は近くの植物公園(山林)で林間の薄暗い所に、光のように輝いて咲いていたのを見たことがあります。それにしても、なんだかいつも記事がタイムリーで、そうそう同じ同じ、といった感じです。毎度の記事、楽しんでますよ~。いつもコメント残せなくてすみませ~ん。。
投稿: yumeki | 2008年4月30日 (水) 01:16
シャガも植えられたんですね。すごいですね。
シャガはどちらかというと庭植えよりも、私も山で見ることのほうが多いんですよ。
山の登山口の辺りとか、もう人が住んでない集落跡などで群生しています。
秋のシュウカイドウも同じような場所に咲くイメージがあります。
昔はバラなどの洋花はなかったでしょうから、こんなシャガやヒオウギ、カンゾウなどの中国から古来伝わった花を植えたんでしょうね。
投稿: keitann | 2008年4月30日 (水) 14:28