カラスノゴマ、咲いてた
去年の冬に里山を歩いた折りのこと、カラスノゴマの種鞘をあちこちで見かけました。
ブログ友達のところで、カラスノゴマを育てているという記事を見たことがあったので、さっそく、種を少しばかり採取してきました。この辺りの里山にはカラスノゴマはたくさん咲きます。
春先に芽が出て、その後は植え替えするのも面倒で、種まきしたポットの中でそのまま大きく育っていました。
9月に入ってから花芽も上がってきたようで、そろそろ咲きそうだと楽しみにしていたのですが、今朝、何気なく見ていたら、株もとから高さ20センチか30センチぐらいのところで、咲いていました。草丈は今では60センチ以上になっていて、頭頂部に咲くのだとばかり思っていて、いつも、上のほうしか見てなかったのです。
自分のもう一つのブログである「山好き、花好き」のほうで検索したら、この前花を見ているのは09年の9月半ばで、それも島根に旅行した折に登った山でのことなのです。
この辺の里山に登るのは秋も深まってセンブリなどが見られるようになった頃が多いので、カラスノゴマはいつも花後にしか見てないんですね。
野草には珍しく、このカラスノゴマ、シナノキ科の花なんですね。
シナノキという木も、私には珍しく、剣山で1度だけ見ています。それも名札がかかっていて、それと分かっただけでしたが・・・。
その後、千葉の先輩がシナノキの枝を葉っぱごと、押し花にしたのを送ってきてくれたことがありました。
シナノキ科の野草ではこれとラセンソウぐらいでしょうか。
里山では最近見てなくて、自宅で見るというのもちょっと変な話ですが、とまれ、無事に咲いてくれて良かったです。
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